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澤田社長に、直接、再建を頼まれて最初の2回はなぜ断ったのかお聞きする機会がありました。
答えは「テーマパークを作ってはいけない場所に作っているから」でした。

1、足元の市場がない

ディズニーリゾートは、関東3000万人の市場に加え、全国から。USJの関西市場もなかなか大きい。しかし、ハウステンボスは、佐世保市。長崎市を加えても100万人もいない。

2、全国からのアクセスが悪い

ディズニーは、東京駅から電車で30分だが、ハウステンボスは羽田空港から飛行機で1時間半からのバス1時間。アクセスが悪いと、1度目は来てもリピーターが生まれづらい。

3、敢えてゆうなら天候も悪い

「長崎は今日も雨だった」という歌が有名だが、やはり、よく雨が降る。雨が降ると、テーマパークの集客はだいたい晴れの日に比べて3割落ちる。



…この上で3度目の依頼で覚悟を決めて自ら再建に乗り込む。
やっぱり凄いと思います。
"住民票も佐世保市に移し、パーク内のホテルでの生活の始まりです。当時、1カ月のうち、3分の2近くの時間をハウステンボスに費やしました。"
震えるエピソードですね。「事前交渉でほぼ目処が立っていた」とありますが、佐世保市長から見ると、三顧の礼をしたことで澤田さんがその気になった時点で半分くらい勝算が見えたのではないでしょうか。そのくらい大経営者なのに意気込みがすごい。
凄いエピソード。二回断られても出待ちして三顧の礼を尽くした市長。詳細なDDのもと、100%減資、80%債権放棄、自治体からの支援を取り付ける交渉力、社長の成り手がいなく、自身がやると決めたら住民票を移しホテルに住み3分の2の時間を投入する本気度。そして、その後の鮮やかな復活劇。是非ドラマ化して欲しいところです。
この連載について
各界にパラダイムシフトを起こしてきたイノベーターたちは、どのような生い立ち、人生を送ってきたのか? その深部に迫ることで、イノベーションを起こす源泉をたどる。