米シリウスXM:インターネットラジオのパンドラ買収へ-35億ドル
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Pandoraは2000年創業、既存メディアの支配に対抗する「ネット革新派」といった存在でした。初期の頃は、シリコンバレー人にとってネットフリックスとも似た立場でしたが、何度も倒産の危機に瀕し、そのたびに地元では「パンドラを助けよう!」という依頼がまわってきました。
ですので、買収されるというのは「あー、やっぱり」という感想ですが、今この時期というのはなぜか?というのはよくわかりません。ネットフリックスと何がどこで違ったのか、調べてみると面白そうです。
【追記】衛星ラジオのユーザーは、ラジオすら届かないど田舎を走ったり、地元のスポーツチームの中継が他の場所では聞けなくて困ったりする長距離トラックの運転手さん、というイメージを私は持っていましたが、最近はどうだかわかりません。地上波テレビvs.ケーブル専門チャンネルと同じように、有料ラジオはコンテンツの規制も緩いので、過激なトークショーなど特徴あるコンテンツがある、というのもあります。Pandoraでハワードスターンが聴けるようになるのかな?シリウスXMが、Pandoraを買収合意。35億ドルとな。Pandoraは過去から世界展開を戦略的に行っていましたが、いつの間にかSpotifyとの差がついていました。
一方、買収側のシリウスXMはクルマ関係に強いシステム会社を買収したり、クルマ向けの北米コールセンターを買収しています。
しかしながら、OEMと蜜月かと問われるとそうでもないと言わざるを得ない感じです。
SpotifyがWaze経由でサービス提供を考えるなど戦略を打ち出す中で今回の買収がシリウスXMの提案の種類を増やす事になると思います。
その戦略が業績を向上させるかと言うと少し静観でしょうか。