独立主張の団体に活動禁止命令=「一国二制度」に影響も-香港
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香港と広東省を直通する高速鉄道の開業と同時になかなか刺激的なニュース。
新幹線は香港の九龍半島にある西九龍駅で香港の出国と中国を済ませる方式なので、駅の出国審査を終わった後は香港なのに中国の管理区域で中国の警察官が常駐する。民主派にはなかなか刺激的な仕組みだし、昔の南満州鉄道の権益維持を口実として日本が進駐したことをも想起させる。
マカオはすでにそうなっているが、香港は今後北京政府の顔色を伺い、言う通りになるがままになるだろう。すでに香港のGDPよりも深センのGDPの方が大きく、中国における香港の相対的な地位は低下している。
鄧小平の頃は香港はアジアの経済センターでまさに金の卵を産む鶏だったのだろうが、今は上海も深センも進んでいる。
中国返還のころカナダやオーストラリアへの移民ブームが起きたが、香港人は再び自分がどのように行きていくかを考える時が来ているのだろう。川の流れを食い止めると返って滝になる。新たな支流を造るべし。中国の国民の生存権権利に対し新しい道を開くには台湾の「永久平和憲章」の考え方がそれを手助けする。実行できたら、中国政権がそもそも言論の自由または情報の自由を妨害できないであろう。