夢の宇宙エレベーター 超小型衛星で世界初の実験へ
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地球での宇宙エレベーター実装はかなりハードルが高く現時点では実用化の見込みはかなり薄いでしょう。仮に充分な強度をもった素材が開発されたとしてもです。むしろ火星などでの宇宙エレベーターの方が実用化されやすい気がします(フォボス問題はありますが。。)。火星だと地表で二酸化炭素と水から液化メタンと液体酸素作って送り軌道上に補給ステーション作れます。そうすると火星表面へのアクセスが飛躍的に楽になります。なんせ大気が薄いので着陸が地球よりも難易度高いんです。離脱するのは楽ですが。。その辺の解決策になります。そういう意味でこの実験には意義があるでしょう。
宇宙で太陽光発電を行い、マイクロ波で地球に送ろうという研究もあるが、「宇宙エレベーター」が完成すれば、直接ケーブルで地上に電力を送ることができるようになる。それだけでなく、宇宙エレベーターの動力に太陽光発電で得た電力を利用すれば化石燃料を全く使わないで地上と宇宙の間の物質の移動ができるようになる。
そうなると宇宙開発が爆発的に進むことになる。
つまり、宇宙エレベーターは、宇宙開発だけでなく、エネルギー問題にも大きなインパクトを与える可能性があるわけだ。
この宇宙エレベーターの研究にはもっと人材と資金を投入すべきではないだろうか。静岡大学には山極先生と能見先生という二人の専門家がいます.山極先生は日大から東大航空宇宙を修了して,企業で衛星開発をされた後,静岡大学へ.宇宙推進が専門だったと思いますが,宇宙エレベータでは日本での第一人者.
能見先生はテザー衛星の研究を行っており,その方面でこれまで3回,静岡大学で小型人工衛星を開発して打ち上げた実績がある.
http://stars.eng.shizuoka.ac.jp/
静岡大学はなかなかアクティブです.