止まっているクルマを評価する「静的評価」はどうやるのか?その方法を伝授 その1
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コメント
注目のコメント
勉強になります!
と言うか、Mani Gさんからの振りが怖い…
当方は試乗の際、健全に運転できるか、乗れるかと言う所しか見てません。
ステアリング、シート、ペダルの位置関係と、視界ですね。
運転する上で最も大切な部分ですし、コレらが押さえられていれば他の事はたいてい目を瞑れます。
逆に言えば、どんな他が素晴らしくても、コレらができていないなら、人には薦めにくいです。
(好きで買うって人を否定しませんが)私も、営業部門の商品企画担当(だから、素人目線)として何度か似たような作業をし、主宰したこともある。
評価では、
・内外の曲面と水平面のなめらかさ
・内装トリムの合わせ(隙間や段差、クリップの緩み)
・塗装の色合わせ(異なるパネル同士や内装材では同番でも違いがある)
・塗装面の引っ掻き傷
・ドアやリッド(蓋)の開閉(ひっかからない、留まる、異音がしない)
・ステアリングの異音
・動くもの動作(ワイパー、オーディオ、ウィンドーレギュレーター、エアコン)
などをチェックする。
とにかく、走行やエンジン始動以外で、動かせる部品・装備は全部動かしてみる。車体は揺らし、トリムは叩く。できれば水をかけたい。緩みや合わせ不良は、製造上の問題と設計上の問題とがあるが静的評価ではそこまで突き詰めない。
スタイリングや色・形状には流行りと好みがあり難しいところ(とはいえ、フランス車の後姿はなんであんなにuglyにするのか不思議)。