【独占】著者・ラルー「日本企業よ、本当の進化をしよう」
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>よいリトマス試験紙になるのは、会社が危機に直面した際の行動です。
>従来型のCEOであれば、ティール型のツールをすぐさま捨て去り、トップダウンの決断によるヒエラルキー型の統制を復活させるでしょう。
わかる。
きっと、いつか景気が悪い時期がきてしまう。
それまでにVUCA時代に勝てる仕組み(ティール組織以外であっても)をニューノーマルとして根付かせないと、また日本はマイクロマネジメント&立場の弱い人のリストラを行うだろう。その結果、また何年も世界との差をつけられる。
ティール組織に取り組むものは、ファッションではなく、事業を成功に導くための思想としてティールを理解し、浸透させて、実際に事業貢献を成し遂げなくてはならない。
注目のコメント
ティール組織ブームの〝火付け役〟である、『ティール組織』(原題:Reinventing Organizations)の筆者、フレデリック・ラルーさんにインタビューしました。
当初、ラルーさんにメールを打っても、自動返答で「依頼はいま受けてつけていません」と返ってくるだけでした。しかし、今回はある「縁」に助けられました。ラルーさんは「縁」を大切にする人だそうで、私の名前にもその「縁」を感じてインタビューを受けてくれました。
つまり、ラルーさんには「タケシ」という友人がおり、その上、好きな漫画家が『孤独のグルメ』で有名な「谷口ジロー」さんでした。2人の名前を合わせると、私の名前(たにぐち・たけし)になる。ラルーさん曰く「これも何かの巡り合わせだろう」と。
もちろん、担当編集者である英治出版の下田理さんにもお世話になりました。
そんな数々の幸運もあって実現したインタビューです。著者の力強い「生のメッセージ」を感じていただければと思います。本論ではないところで申し訳ないですが、日本で5万部、うち5000が電子版というところに二重の衝撃を受けました。この本は特にベンチャー界隈で結構話題になっていたので、たった5万部であそこまで、という感覚。そして、特にベンチャー界隈の人が買っていると想定されるのに電子版率が10%っぽっちということで、ビジネス書における、紙の本の存在感ってすごいんだなあ、と感じました
ティール組織は書籍も拝読しましたが、"それでうまくいくんだろうか?" と考えることが、自然なことかなと。決して否定的な意味合いではなく、それくらい今までの組織で過ごしていると、違和感を持つのが当たり前なのかと。
たとえば、予算なし、階層なし、などは結果(手法の一つ)であって、そこに囚われ過ぎて、思考をシャットダウンしてしまうことのほうがリスクが大きいように感じます。
"ティール組織とは何か? "ということを考えることも大切かもしれませんが、"(一切のしがらみをなくした時に)どんな組織でありたい とそれぞれが思うのか "を考え尽くしたほうが、結果的に、ティール的なものに近づくように思います。
"ありたい姿について、社員がわくわく議論する"
そもそもそんな機会が実は極めて少なくて、
出発点はそこからなのかなと思っています。