「組織の中で我慢しなさい」という教育はもういらない
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社会とシームレスにつながる学校を目指し改革を進める麹町中学の工藤校長と、働き方改革の旗手であるサイボウズの青野社長。お互いに深く共鳴し合いながら、これからの時代の「学び方」や「働き方」を提示されています。ぜひ感想をお聞かせください。
注目のコメント
【人事戦略デザイナーの視点】
我慢は、身体に毒。
同調同質化は、社会の損失。
ジェンダー・ダイバーシティだけでない。
本物の多様性とは、持って生まれた個性を活かすこと。
個性を殺して生きるということは、この世に生まれて意味を失うことにつながる。国連職員の田島麻衣子さんの言葉で、印象に残っているものがあります。
『根性とは、「自分が選んだ本当に達成したいことに、粘り強く向かい合う姿のこと」であって、「誰かに決められたことを、苦しみながら耐える力」ではない』
日本人は歴史的に我慢を美化する傾向にありますが、「本当はAだと思うけどAしない」というのは、時間の無駄だし生産性が落ちます。そして我慢し過ぎて感覚が麻痺してくると、本来自分が何をしたかったのかさえわからなくなります。我慢していることを『良いこと』という決めつけをする人は、我慢しないことを『悪いこと』のように思いがちなんですよね。
我慢しないで好き勝手にやって結果(成果や出世などを含む)を出している人を、ズルいと思ったり抜け駆けだと思ったり。
幼少期から、変な横並び意識を抱いて育つのも大きな要因でしょうし、上下関係(特に年齢や階層、役職など)の意識で命令や指令は絶対だという植え込まれたことなども理由にあたるのでしょう。それに耐えればきっといつか良いことがある!だろうとの思想教育的なもの。
そんなのは単なる夢物語か偶然(タイミング)です。
自分なりの意見や主張・思考がない人は、植物と一緒です。
ま、他人の我慢は自分にとっては戦略?だったりするので、これも本人がどう捉えているかが、もちろん重要なんですけどね。そういうのは、苦痛でもないでしょう。
とにかく『苦痛に耐える』的な我慢は無くしたほうが良いと思います。