大坂なおみ選手の記者会見で、私が本当に聞きたかったこと
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通訳が悪いことはわかりましたが、質問者が考えているほどには日本人は今回のことでアイデンティティについて気にしていないように思いますし(つまり大坂選手は大坂選手、アメリカ育ちなら日本語がうまくできないのは普通にあり得ることで、それだけの話、日本語しかできない日本在住のハーフの人と同じ)、ニューヨークタイムズの記事を強い関心を持って読んだ人となるともっと少なかったのではないでしょうか。通訳の人がその記事を読んでないのも仕方がなく、頓珍漢なやりとりになったのは、前提となる情報の違いを読み違えた質問者の思い込みにあったかなという気がしました。
確かに時としてスポーツ選手がスポーツ選手以上の存在になることはありますが、注目された途端に本業以外のことに関して多くを求めすぎるのもどうかなと思います。
差別は良くないですが、血統主義がなくなるのが正義であるかのように考えることもまた、一つの偏見かなと思ったりします。テニス以外の事を聞くなという批判は、テニスの話すらまともな質問ができない日本のメディアへの批判ではないでしょうか。
この記事を読んでもなお、記者個人の理想みたいなものを具現化したいがために、大坂選手をネタに使おうとしている風にしか見えません。通訳や翻訳が本来の意図を改変する典型例(意図的でない場合もあるから非常に根深い)としてあの会見はみました。
質問者に抗議が殺到したようでしたが、私はつぎの質問を遮った通訳者のやや傲慢にみえる態度が気になりました。