アリババ会長、100万人の米雇用創出公約を撤回 貿易摩擦で=新華社
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注目のコメント
2017年1月にトランプ氏と会談した際に米国での100万人雇用創出をぶち上げた(①)。アメリカでの事業規模は大きくないために、その現実感については当時から疑問はあった(②)。
とはいえ、今のタイミングで、新華社を通じてこういう報道が出ることは気になる。なにかというと、ジャック・マーの引退にかかる報道で何回かコメントしている(例えば③)が、引退の理由としてNYTで政府系企業の介入について挙げていた。そのあとで、バランスを取るような発言が色々出てきている。
①https://newspicks.com/news/1992631
②https://newspicks.com/news/1997683
③https://newspicks.com/news/3302868この情勢であれば対米投資に想定外の障害が増えることが予想されますし、労働賃金も上がりつつあるので、中国内と周辺国に経済圏を広めることの方が経済合理性があるということでしょう。ところで今ジャックマーが中国の大統領選, if any,に出たら圧勝するでしょうね。
最近の一連の出来事に直接か間接か、主因か付随的かはともかく、政治的な要素が関係しているとしか見えなくなってきました。特に引退のドタバタをめぐりそのような報道は多数出ています。