アドビ、マーケティングオートメーションのマルケトを買収検討か
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日本ではフォトショップやPDFが有名なAdobeですが、
世界ではクロスチャネルマーケティングのパートナーとして認識されてることを、この報道で知った方も多いかもしれませんね。
日本でも先進的な連携を強めるマルケトがAdobe連合に入ることにより、今後PaaS的なポジション取れるようになるとより面白いと思います。
ぼくとしては、
2年前で$18億の値が、どの数字を評価されてどこまで上がってるか。
SaaSの中の人としてここが気になります。
注目のコメント
仮にマルケトが大手向きに加速するとしたら、日本ではセールスフォースが幅を効かせるかな。あとは国内の各MAツールだけど(うちの会社含め)、日本のBtoBのマーケティングは遅れすぎていて、マルケトほどのものが必要(使いこなせる)な企業は少なくてスケールしないのでさらに磨きをかけてスペックの良いツール作りに行くメリットも無さそう。市場のプレイヤーがどうなるか見もの。
とりあえず日本はツールより組織にマーケティングの考えをもっと持たせるべきだし、セールスが目標達成するためにマーケでどのような数、率の目標を持つか考えるべき。気になる報道。
Adobeは、Photoshopなどのクリエイティブ関連と併せてマーケティング関連サービスも揃えていて、Advertising CloudやAdobe Analyticsなどがある。連結売上で70億ドルほどのうち、マーケ関連が約20億ドル。Reuters記事を眠るとMarketoの昨年の売り上げは約3.2億ドルとのこと。
Adobeの時価総額が約1300億ドル。PEがエグジットするという観点で買収の18億ドルは当たり前だが超えてくるだろう。マーケット環境や注目という点でも良いから売りに出るし、それでも買いたいと考える魅力があって企業がいるから成立する。
ちなみに2013年4月にIPOしたときの時価総額は約500億円…
https://www.crunchbase.com/organization/marketo#section-overview実現すればAdobeにとっていいポートフォリオになるのでは。Adobe Marketing Cloudは、足腰重たすぎて使いこなすには難易度高く値段も高いので、ユーザーが限られる。一方Marketoはシンプルでかつ単価も安いので小規模なサイトにもフィットする。とくに食い合うことなく住み分けできそうです。