がん患者の3年生存率は71% 国立センターが初集計
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乳癌や甲状腺癌など比較的予後がいい癌と膵臓がんなどの予後の悪い癌を平均するのは意味があるのかどうかという議論はあるかと思いますが、生存率の成績が向上しているのは事実かと思います。
ただし、生存率が向上していることは「ガンと共に生きる人」が増えるということも意味します。産業医の分野では現在ガン就労支援がホットトピックですが、なんらかの制約を受けながらも働きやすい環境を用意することは中長期的には競争力を上げると思っています。実感に一致する数値。American Cancer Societyの出してる統計とも近い。cancer survivorの機能予後が重要なテーマの一つになっています
国立がんセンターの発表による種類別の3年生存率が、他記事に掲載されていました。まとめると
前立腺がん 99.0%
乳がん 95.2%
子宮体がん 85.5%
子宮頸がん 78.8%
大腸がん 78.1%
胃がん 74.3%
膀胱がん 73.5%
肝臓がん 53.6%
食道がん 52.0%
肺がん 49.4%
膵臓がん 15.1%
ちなみに5年生存率は全体で65.8%で、例年とほぼ横ばいだそうです。
統計が、がんに苦しむ人の減少に寄与することを願います。