中国がアフリカ支援外交で打ち出した「5つのノー」の真の狙い
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注目のコメント
加藤嘉一先生のご力作でまず「いいね」をいわなければならない。
常に中国の大臣、高級幹部から直接話を聞き、それを記事にする。ほとんど世界規模の視角で記事を構成している。
普通の記者はとてもこの高さにないし、そもそも大臣クラスの人を中国ではとても会ってもらえない。
今、大臣クラスの高級幹部に会ってもらえるのは、加藤嘉一先生以外には非常にすくないのではないか。
なぜ加藤先生だけ高級幹部たちにいたって簡単に会えるのだろうか。実は、中国とアフリカ諸国との交流の歴史は非常に長い。
我々は中国が大国化して地政学的な意図を持ち始めてから援助が始まったかのような感じをもってしまうが、そうでもない。
しかし現在のアフリカへの巨大な援助には政治的意図があるのは間違いないのだから、中国はそんなに言い訳をしなくてもよいのではないか。
どうせ意図はある種見透かされているし、相当の誤解もされてしまうのは避けられないのだから、もっと直接的な表現で世界に説明した方がよいのではないかと思う。中国アフリカフォーラム関連記事やピックを見て、ふだんのアフリカの記事とは違う、熱気をもった読まれ方に、日本にとって中国がどれだけ大事な国なのかがよく感じられました。
中国のアフリカ支援が、新たな侵略や支配であるように語られがちですが、少なくとも表向きは中国はそう受け取られるやり方をやめ、いまや支援の内容は、記事にもあるように産業支援、人材育成、環境配慮、IT支援など、日本や西側諸国が行っているものとほとんど変わらなくなってきています。フォーラムにあわせ、多くの中国の代表的な企業がアフリカへの投資や拠点設立に関するMoUを締結してます。