【哲学】世界の三ツ星レストランを魅了する「ハーブ農園」
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この特集を担当している川内です。4日目は“スーパースターファーマー”、梶谷さん。広島でハーブに特化した「梶谷農園」を運営していて、顧客には名だたるレストランが名を連ねています。
梶谷さんは農業界でも非常に珍しいキャリアで、中学時代からカナダに渡り、カナダの大学の農学部と名門園芸学校を出ています。その時に培った経験と知識、語学力をフルに活かして、従来の農家のイメージを覆すファーマーズライフを送っています。企業社会でも海外経験は武器になると思いますが、農業でも武器になると知りました。
梶谷さんの収入や暮らしぶりを聞いて仰天してたら、「目が$マークになってますよ」と突っ込まれてしまいました(笑)。
個人的には、梶谷さんのお父さんの先見の明や子育てにも驚かされました。結果的に、小さい頃から農家としての英才教育を受けていたのだと思います。
そうそう、梶谷さんはつい最近、中南米のハーブやハーブの使われ方のリサーチも兼ねて、メキシコに行っていました。その話も聞きたかった!>安くして、安定供給と見た目、それだけでいいから。それ頑張ってくれたら買うから
こういうとことは取引しないようにすることは大事ですね。
売らない勇気、売らないことによる利益という事も考えたほうがいいんですよね。
この辺の売り先は事業体ごとの経営方針によるところが大きいですね。
ただよくある野菜を作ってるから言うわけではありませんが、よくある野菜を一般消費者に手の届く範囲の値段で売ってきちんと利益を出している農家がたくさんいるから、日本の多様な食をキープできているという価値は忘れないでもらいたいところです。
アウトサイダーが輝くのは、インサイダーが居るからです
うちもJAが巨大流通を担ってくれることで”隙間需要”が発生し、そこに割って入っていけるという意味で、JAは金が絡まなくても非常に重要なパートナーだったりします。
>ほとんどの人が、同じ土俵で競い合ってるじゃないですか。
これは感じます。特に米や有機農業界隈で感じます。
ゲーム業界では格闘ゲームのジレンマとして教訓が残っていますが、続編を出すごとによりすごいもの、よりコアへコアへとアプローチしていった結果マスがついていけなくなり、結果として格闘ゲームというジャンルのマーケットを失うというものです。
日本の農業は技術を追求して尖れば尖るほど結構この罠にハマってき始めている気がします。
事実尖ったマーケットはなかなか伸びていません
農業でいうと栽培技術に特化するより地域性(フランスワインでいうところのテロワールの魅力)のように他との競合を作り出し難いものとそれをどう消費者に簡単に伝えるか?ではないかと思ってます。
理想はうちの袋を持った瞬間消費者の頭の中に奥出雲の風景が広がり、作っている現場が再現されるという状況ですが・・・。VRもやってみたんですが、現行120Fの描画だと密度が高く単一色がたくさんある畑のような場所はちらつきが厳しく中々難しかったです。
でも眼鏡に表示したり何かしら新技術で伝えられないか模索中です。