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この方のことは存じ上げませんでしたが、40年間私財と膨大な時間をかけて「趣味で」研究し、常識をひっくり返す発見をし、その後も更に進めている、というストーリーに朝からしびれました。バナナは基本は輸入品で無農薬や有機栽培のものもほぼない均一マーケット。無農薬で栄養価も高い、という「プレミアムマーケット」が新たに立ち上がる余地は大きいように思います
面白い方法が開発されましたね。見事な成り様で。
冷蔵庫以外に複雑な設備や薬品処理を必要としていない点が特に有用と思います。周辺環境が発芽状態に影響する原理については説明がやや主観的と感じましたので、そこは遺伝子工学の知見を活用して解明されることを祈ります。

凍結から細胞を保護するトレハロース(糖の一種)は、確かに寒さや長期間の乾燥から細胞を保護する作用がありますね。
自然界ではクマムシやイワヒバ(植物)が遙か昔からこの作用を応用しています。周囲の環境が極端に乾燥または低温になると、細胞内にトレハロースを高濃度に蓄積することで細胞を「ガラス化」させ保水力と耐凍結性を確保した状態にできます。仮死状態ですが水をかけると復活します。クリプトビオシスという現象(状態)です。この仮死状態も関係あるのかもしれない。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/クリプトビオシス
糖類に詳しい林原社とコンタクトできたあたり、良い「引き」ですね。このチャンスを逃さなかったのが実に素晴らしいです。

せっかく植物の話なのでついでに。
今我々が食べているバナナの「実」と呼ばれている白くてモフモフした美味しい部分、あれは進化した「皮」です。正確には内果皮といって、皮の内側の組織です。我々は皮を喜んで食べてる訳ですね。「実」は折った時に断面にちっちゃく見える黒いつぶつぶです。退化してあのような形に。

さらに。バナナの染色体は3倍体なので、種子を残すことができません(そもそも上述の通り実は無い)。挿し木で繁殖させるため、いつどこで食べても、そのバナナは遺伝子の同じ「同一人物」なのです。※改良品種が増えてなければの話ですが
この記事も、パパイヤは種での実験ですが、実際にバナナに応用する際には、新芽か何かを凍らせるのだと想像しています。
記事を読みながら、自分が植物が育つ仕組みについて全然分かっていないことに気がつきました。農家の孫なのに。

そもそも、環境によって、植物が育つとか育たないとかというのは、どういうメカニズムなんだろうか?何も調べずに、超適当に妄想すると、環境由来の刺激が、植物の成長の次の段階に進むためのトリガーになっているから、か?
ある閾値まで刺激が蓄積されると、芽がでる、とか、葉っぱが伸びる、とか。一方で、(その植物の適温に対して)寒すぎると、トリガーが引かれないし、暑すぎると然るべきタイミングになる前に、トリガーが引かれちゃって、うまく機能しない。

勝手に立てた仮説に基づいて、凍結解凍覚醒法を解釈すると、そのトリガーが引かれるポイントを、いい感じにバグらせてあげた、ということなのだろうか。
なんだよ、いい感じにバグるって…
気が遠くなる仮説を本当に気が遠くなるまで検証した、田中さんの探究心はすごい。

それにしても、iPhoneで、「とうけつかいとう」まで入力したら、「凍結解凍覚醒法」が予測変換で出たのは驚いた。僕だけ?

今更追記
環境ストレスに対する植物の応答に関するとてもわかり易い資料を発見。
トリガー云々は、休眠等々に関して、なくはない、話みたいだけど、メカニズムはもっと複雑そう、ということがよくわかりました。

http://lab.agr.hokudai.ac.jp/botagr/sakumotsu/documents/4biol2plant.pdf
(ごめんなさい、リンク先重いです…)
おもしろい!!さらっと書かれてますが、40年やり続けたってのが、凄い。。農業分野って、まだまだチャンスは眠ってるんだと思います。と同時に、いかに田中さんのように現場に足を運び、試行錯誤し続けるかがとても大事だなと改めて。朝からステキな記事を読めました!感謝です
記事引用: ─どのぐらいお金を使いましたか?
「5、6億はつこうたでしょ。ものを買ったり、検査で人に頼んだりして…」

僕が今まで投資した額の5,6倍。そして挑戦して40年。

昔、ある方から教えて頂いたことがあります。
「生駒くん、成功するまでやり続ければ、失敗じゃないから」まさに、それを体現されているのだと思います。
色々な視点がありそうだし、また夜にもう一度じっくり読もう。
おもしろすぎます。変人最強。
というか植物の生命力をひた向きに信じてサポートし続けた、素晴らしき生き様だと思います。
ここまでの発見ではもちろんありませんが、小さな発見は農業をやっていると常にあって、それを目撃すると世界の秘密に少し迫れた感じがします。
自然科学の醍醐味だなと思います。
ここが響いた→なにか遺伝子を操作したような印象を受けるかもしれないが、正確には、遺伝子がもともと持っていながら眠っていた能力が呼び覚まされたのだ。だから、「覚醒法」という名前が付けられている。
「幻のバナナ」1本600円。
無理にブランディングしなくても、その存在自体が、とことん貴重であることってすごいと思う。
ヒマラヤ山脈は約7000万年前からの大陸移動でインド大陸のプレートに衝突し、隆起することで出来た山脈で、だからヒマラヤ岩塩が採れたり、海水生物の化石なんかも発掘されまして。そのヒマラヤにある永年氷河が気候変動により解け始め、そこに含まれる深海の養分の抽出に成功、栄養素が極めて高いグルテンフリー米を育成するんですよね。単価はちょっと高めのキロ1万円。開発に物凄く苦労したので...。

いずれこの技術を活用して、インド洋海上に穀物栽培に特化した人工島を作りたいですね。これが実現出来れば、食糧危機は解決間違いなし。既に多くの企業から照会があり、機能性食品の栽培もヒマラヤ麓の複数の村で始まってまして、そこは以前、標高が高すぎて作物が育たなかった地域なんですよ。投資は積極的に募集しています。

極論、こういう性質の話ですよね、このバナナ。地球温暖化が進むことでよりビジネスがより優位に展開され、その被害を受ける寒冷地を救うどころか配慮もなく、独善的。消費者に分かりやすく技術を説明することもなく、最後はまさかのシベリア。こんなのが農業ですかね。

ゴメン、僕は1本も食べたくないや。まずは地球環境の深刻な変化を嘆こうよ。なお、上記ストーリーはフィクションです、念のため(ヒマラヤ山脈の隆起は事実)。アウトサイダーじゃなくて良かったー。
熱量ある大研究者だなあというのが第一印象。

読んで思い出したのが、とある記者が山下清に聞いた「おにぎりが貰えなかったらどうするのですか?」という質問に対して、「おにぎりが貰えるまで歩くから、貰えないってことはないんだな」と答えたコメントです。

田中社長の40年間、成功するまで続ける、常に望む未来にフォーカスする、その姿勢が本当にすごい。三日三晩研究を行えるピュアな気持ちは今後も大事にしていきたいですね。

追記
Takaoさんのリンクの資料めっちゃ勉強になる。p29-37あたりに低温(寒さ・凍結)ストレスの影響が具体的に記述されています。こう見ると植物もやはり生きてる!!ってのを感じますね。