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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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開示から主要点をまとめた。

【今後に関わる点】
①代表取締役含めた旧経営陣の退任、新代表取締役には経営企画部コンプライアンス部長などを務めた有國氏が就任
②既に退任済みの取締役、執行役員を含め「取締役等責任調査委員会」が今後調査

【調査具体点】
③偽装書類の件数は2014年以降で795件。偽装については執行役員が黙認していたと認めている
④個別の店舗では横浜東口支店が言及されている。併せて特定支店ではなく全体として、営業本部から各支店に不動産ローンと無担保ローンの抱き合わせ販売が強く奨励されていたと言及
⑤銀行側の審査条件を業者に暴露する行為を認定。キックバックは退職者含めて認めた行員はいなかったが、疑義についてはあった。
⑥延滞事案の回収を行っている審査部内の融資管理部は、早期(2015年中頃~2016年)に課題認識をしていたが、審査部内や経営層に届いてなかった。その点で経営・取締役会に取り上げられていれば早期に改善できていた可能性を指摘(逆に言えば、早期に経営で取り上げられていなかった瑕疵の指摘ともいえる)。
⑦故岡野副社長は2015年にスマートライフとの取引を禁止したが、口頭のみで文書はなく、その後別会社による迂回が行われた。
⑧審査担当の指摘は反論され、最終的には麻生元専務執行役員が審査部長に掛け合い稟議を通していた。結果として、2015~2017年上期の審査の承認率は99.0%を超えて推移していた(2008~2010年度上期は80~90%)。
⑨背景としてはトップダウンによる営業目標からくるプレッシャー、形式主義による融資条件の暴露といった形骸化、業者との協業によって業者抜きでは融資実行が難しくなり、また業者も無理筋案件もスルガが取り扱うという悪循環に陥ったと指摘。
⑩本来はリスクを捕捉する内部監査も、2015年頃からシェアハウスローンが増加していた認識をしていなかった
⑪経営責任という点で、米山社長はトップだったゆえの認定。個別で重い認定は、故岡野副社長、岡野会長の2名が「構図を作った」という点で指摘され、次に岡崎元専務取締役が挙げられている。
⑫個別案件を知りえなかったという点で社外取締役・社外監査役の法的責任は認めていない

開示(要旨):http://bit.ly/2CuQeTf
崩壊しつつあるなこれ。
不正融資までして貸さないといけない状況なのに、自営業にはなかなか貸してくれません。よほど信用ないんですね。

地銀のホープみたいに言われた駿河銀行の内側がこんなになってたとは...。
都銀は収益の半分が海外ですが、地銀はもう崖っぷちですね。多少金利が上がっても限界にきてる感じがする。
そして次はフィンテックの波が都銀を襲う気がします。
一昨日、あるパーティーで最近まで地銀の幹部を務めていた人と話す機会がありました。地銀時代、金融庁からは再三再四「スルガ銀を見習え」「なぜスルガ銀みたいにできないのか」と責められたと回想していました。スルガ銀や東日本銀などの不祥事は、地銀改革の旗振り役、金融庁にもショックでしょう。そして、今の地銀がどれほど厳しい状況にあるのかの証左でもあります。魚は頭から腐るといいます。トップマネジメントの手腕が問われる時代。アホな上司のツケを現場力で乗り切るのは昭和の英雄譚です。いまトップの無能と腐敗は、組織には致命的です。
「それはそれ。でも従来の銀行がやらなかった領域を、エッジを効かせてチャレンジしたスルガは。。」
みたいなコメントが、識者含め割とあったような。
というか、特に金融、とりわけ銀行は、組織的にこういうレベルのコトをおこせば、全否定されて然るべきだと思いますね。
戸田さんのいつものご持論。個人的に共感します
【経済】スルガ銀行の問題は、そもそも内部統制体制とコンプライアンス体制に問題があり、コーポレート・ガヴァナンスが構築されていなかったことが原因なのであって、日銀の金融緩和政策がなくても、何らかの形で不祥事が起きていたと考えるのが妥当だろう。そのコーポレート・ガヴァナンスはあり得ないことだらけであって、外部監査人たる新日本監査法人は一体何をやっていたのだという一言に尽きる。
第三者機関による調査報告書は、凄いですね。メールを過去にさかのぼって調査するあたりが、当たり前のことですが、インタビューだけではない生生しさたがあります。
役所の調査も第三者機関を入れるべきだな、とあらためて思いました。

加藤さんが要旨を貼り付けているので、こちらでは全文を(PDF)
http://bit.ly/2O25tV2
こんな企業が監督官庁から絶賛されてたって、、、、、絶句。
でも、ローン審査通ってない人に家建てたりという話も聞くと、互いにメリットあれば何やってもいい感じだったのかもしれないとも感じます。
しかし、絶句。
三上さんの報告書読書感想を読み、早く読まないと!と、焦っていますが、来週の海外出張の準備で時間が取れないです。
機内で読みます!

お読みになりたい方たちへ
338ページです!
静岡県東部から神奈川県西部を地場とする地方銀行。地域の地銀、信組、信金などを合併して事業拡大。リテールバンクに特化。
時価総額
2,082 億円

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