タワマン上層階の子「成績は低迷」の理由 - 家庭教師が気づいた、住まいの弱点
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遊び場にいるとマッチを擦ったことのないという子がいる。そして記事にもあるように、火に触れたことがないという子もいる。
便利に、あるいは快適がすぎる故に失うものはあると思う。不便益という発想もある(京大の川上浩司先生)。
加えて、高所平気症をご存知でしょうか?
マンションの高層階の子が、高さに対する恐怖心が生まれずに、落下して大怪我をするという事故が起きています。
https://www.sankei.com/premium/news/151019/prm1510190003-n1.html
以下、上記のリンク先から抜粋。
「高層マンションの一室などで育つことで、高いところが怖くないという『高所平気症』の子供が増えている」。こう指摘するのは、福島学院大の織田正昭教授(福祉心理学)だ。
織田教授によると、昭和60年代ごろから、高層マンションで子育てをする家族が増加。子供が高い場所が危険かどうかを判断する感覚は、4歳ごろまでに大人の約8割ほどのレベルまで発達するが、この時期を高層階で過ごす子供も多くなった。子供は、自分の目線の高さを基準に地面との距離を把握し、「高いかどうか」を判断する。そのため、高層階の部屋では空に近い景色は見えても地面が見えないため、高い場所が怖いと思う感覚が育ちにくいのだという。
抜粋ここまで。
身体感覚って生きてく上でとても大事だと思うし、それらは身体的な刺激があるほどに発達していきます。そして、大人でもそうですが、百聞は一見にしかずで、経験しているか否かで、想像できることは全然違う。
子どもの育つ環境は大人がつくっていて、その最も身近なものが家庭環境。私がやっていることは、その外の街の中の話だけど、やはり子どもたちの育つ環境としては貧しいと言わざるを得ない。大人が少し意識を子どもに向けるだけで、快適とは違った豊かさが生まれるよ。コジツケのように感じるかもしれないが、案外的を得ているのではないでしょうか。
科学的な検証や立証が必要だとは思いますが。
私が長年生徒さんと接してきて感じたのは、親御さんが余所行き言葉の出来ないお宅のお子さんは、簡単な敬語や謙遜語が使えないことでした。
標準語に近い普段の会話言葉を敬語と勘違いしているお子さんもいました。
小学校の国語で敬語を習ったのには、ビックリいたしました。
普段生活の中での体験が少なくなると、一から十まで勉強しなくつはならなくなり、子供にとって負担になるだろうと感じました。