• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

化石燃料株、世界がNO 温暖化抑制へ売り圧力

日本経済新聞
94
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • badge
    国際環境経済研究所 理事・主席研究員

    いわゆるESG投資が拡大してきていることについては、皆さんご承知の通りですし、ミレニアル世代がESG投資の効果を高く評価しているという推計もあるので、さらに加速する可能性は高いでしょう。ファイナンスで社会を変えていくのはあるべき姿ですが、一方、投資判断に資するような評価手法が確立できてない中で、若干ブームというか過熱気味ですね。日本での議論の多くも「あそこでも」「こちらでも」というものです(まぁいつも通り)。まとめると、方向性は評価し、期待していますが、現状の課題の大きさも認識すべきであり、手法として成熟させていかないとブームで終わってしまうのではないかと懸念します。
    現状私が感じている課題は、まず、個別イシューに偏り過ぎていること。ESG投資と紐づいて理解すべき、国連のSDGsは貧困撲滅や人権の問題など17の目標です。企業の長期的な成長に必要な「ESG投資」も幅広い課題に挑戦することが必要だと思うのですが、環境は気候変動問題、Socialは女性活躍に偏っているように見えます。「取り残される人を作らない」というSDGsの精神をもう一度考えるべきでは?
    さらに、代替技術が十分ではない状態で、既存技術の否定が先走ると、結局弱者にしわ寄せがいったり、必要とされる長期的な技術開発に資金が回らないという事態も起こるでしょう。石炭発電所を多く持つ電力会社をダイベストメントの対象にするということが多く起きていますが、では、現実のエネルギー供給をどうするのか?
    電気は「同時同量」です。足りなくても余ってもバランスを崩すので、送配電網を広域で強化するか、蓄電技術がやたら進歩する(安価になる)状況にならない限り、太陽光や風力の調整役は、人が火加減を調整できる火力発電が担います。単純な投資引き揚げでは、この火力を高効率化する(石炭→天然ガスの燃種転換or老朽火力の建替え)も否定されてしまいますし、新技術への研究開発投資などに資金が回りづらくなる可能性もあるでしょう。代替手段を伸ばしていくファイナンスの方が、ダイベストメントより健全だと思っています。
    「これが正義。いうこと聞かないと金出さないぞ」と言うほうは、気持ちがいいと思いますが、振りかざす正義が本当に正義か?ここには非常に慎重であるべきだと思っており、今の議論にはそれが欠けているようにも思うので、心配しています。


  • badge
    (株)スマートアグリ・リレーションズ(バイオマスレジングループ) 社長執行役員

    昨年世界で拡大されていたESG投資、日本でもようやく注目されてきています。
    ESG投資はCSR的な要素ではなく、企業のリスクヘッジ指標として扱われているところが、これまでのSRI等とは違い、経済社会に組み込みやすく、拡大している要因だと思います。

    気候変動などの影響によりその企業が受けるリスクを想定して、投資先を選択する。非常に合理的だと思います。
    これだけ気候変動の影響が世界的に大きくなってきたことにより、今までCSR的に扱われていたことが、急激に経済的に重要な指標となってきた変化が面白いなと感じています。

    https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4039/
    https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL14HKC_V10C18A8000000/
    https://style.nikkei.com/article/DGXMZO30363440R10C18A5PPE000?channel=DF280120166591


    きれいごと、建前では、社会・経済は動きません。。。


  • 元衆議院議員・多摩大学ルール形成戦略研究所客員教授

    政治がルールや規制で社会を変革する力を持つ一方で、投資家が資金を通じて社会を変える力を持つことに賛同する。時代に応じて社会を変革していかなくてならないが、その際に政治のみに力を与えるとポピュリズムという大きな波に飲み込まれることがある。投資家が推進力を持つことにより、時の政府や政治では解決できない事項を解決することが出来れば、後世に良い結果をもたらす。社会変革は誰が主体か、は関係ない。何が変わったか、が大切だからです。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか