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ヤフー安宅氏「地方の維持にはベーシックインカム級の公費が必要だ」 日本が抱えるリソース投下・2つの課題

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注目のコメント

  • 慶應義塾SFC教授 LINEヤフー株式会社シニアストラテジスト

    先日の平成最後の夏期講習(http://blog.nicovideo.jp/niconews/82089.html)での冒頭の投げ込みが早速logmiになりました。良かったらぜひご覧頂き、適宜シェア頂ければ幸いです。なお僕の後に4人続いて材料を投げ込み、テーマ別に政治だけでなくテクノロジーの力を使って答えを探れないのかを激しく討論したのでそちらも是非。

    有志が無償ボランティアで集まった本講習のお題は「人生100年時代を考えるための社会保障基礎講座」。全ての課題解決は現実の明快な理解、診断から始まる。仕事の片手間で用意したものですが、多くの人の理解の助けになったのであればうれしい。ただ案の定、老人や地方を切り捨てるのか(あるいは切り捨てればいいのね)というコインの裏返し的な議論をしている人が散見される。これは大変に残念。

    課題解決は以前HBR(2017/5月号)で整理した通り2通りある。この課題は明らかにビジョン設定型。あるべき姿の見極めが最大のポイントだ。その上で、どのようにして自然と共に生きる未来、未来にかけられる社会を現実解にできるかを考えないといけない。現在のコスト構造を前提とする必要はない。毎年数兆増える社会保障費にキャップをかけることが出来、たとえ年に数兆でも未来に向けて多く投資できれば、未来は変わる。国防費すら5兆円、国立大学の交付金も社会保障費の約1/100しかないのだ。このぐらいの修羅場は事業の場合いくらでもある。普通のマネジメント、課題解決をすればいいだけだ。コストがかかるなら技術も使ってかからない方法を探るべきだ。

    ‪あと1つ、念頭に置いておきたいのが、スケール型、効率型の経済成長ではもうダメだということだ。ROIの分子、つまり生み出す付加価値を圧倒的に増大させる方向にベクトルを変える必要がある。なぜ法隆寺や神宮、高野山ほどの巨大虚構空間を生み出した我が国から世界的な五つ星ホテルも三千万のクルマも50万円の服も生み出せないのか。これは意志の問題だ‬。

    今の国のリソース配分は国というコミュニティ全体の中長期的な豊かさ、幸せの最大化の視点でマネジメントできているとは言い難い。なんとしても未来にかけられる社会にしたい。さらにワイルドに仕掛けて行かねばです!


  • 【やわらかサイエンティスト】 博士(理学)(1996年東工大 物理学専攻 博士課程修了)

    良い記事です。タイトルは少しミスリードで「地方の維持にはベーシックインカム級の公費が必要だ」 というのは提言では無く、現実的に既にそうなっているという指摘です。だからといって地方で暮らす人が豊かなわけでもなく、誰もが貧乏になっているのです。そのあおりを一番受けているのが若い世代の教育や未来への投資だという話しです。

    「主要国で唯一PhD取得にお金がかかる」「日本の博士号取得者は減少、、世界的に異例」という悲しい現実は若者にはぜひ知っていて欲しい。日本の博士課程の常識は、世界の非常識ですから。世の中が頭脳戦になっている時に、日本では頭脳が育っていないのです。

    この記事を読むと、そもそも国のマネジメントが上手くできていなくて、日本の国としてのビジネスモデルが破綻しているのだから、国立大学のマネジメントが上手くいかないのも多少は仕方ないだろうと思っちゃいます。もちろんそれではいけませんが。

    本当にタフな時代に入ってますねー。安宅和人さんの切なる願いに強く共感します。私もワイルドに仕掛けていきたいです。行動あるのみ。


  • 一般社団法人RCF 代表理事

    高齢者の医療費と地方のハード予算に、国の予算が偏重しているとの指摘です。いずれも政治的な大きな判断が必要となりますが、残念ながら現在行われている自民党総裁選では真正面からこの問題に向き合っているとは言えません。ここに切り込もうとする政治家を支える必要があると、心から感じます。


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