「JD.com」ファッション部門トップが来日、中国ファッション市場の攻略法を語る
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アリババと組むのか、JDと組むのかは、良く日系企業のEC進出で議論になります。
どの程度中国に入り込むか次第ですが、本気でビジネスしたい場合は、JDにあまり足を突っ込んでいると、アリババが家族扱いしてくれず、データを有効活用できなくなったりします。
JDはテンセント陣営にあたり、書かれている強みは以下。
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「JDドットコム」ではテンセントとの提携や圧倒的な物流網に加えて、顧客の質が高いために返品率が他のサイトと比較しても50%というデータがあり、コスト管理におけるアドバンテージがそろっているはず
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一方でアリババ陣営だと、アリババのVIP顧客になれば、芝麻信用なども含めた圧倒的な購買データ、顧客データを使ってアリママ(データコンサルティング)からマーケティング支援が受けられたりする。
商材、戦略に応じて考えた上で、ある程度ベットが必要になるところです。中国ECといえばアリババが有名ですが、膨大なブランドが出店しているため埋没を避けるために別のプラットフォームも選択肢に入れる必要があります。両天秤にかけるといいますか。楽天のようなモール型ECのアリババとは異なり、アマゾンのような直営型ECから出発したJDは物流面の整備が売り。またテンセントとの提携により、MAU10億人のメッセージアプリ・ウィーチャットの導線があることも強みです。
こちらのイベント、参加してきました。本筋ではないのですが、取材に対応したシニアバイスプレジテント以外の幹部が全部女性で、日本のメディアの記者はほとんど男性ってのが、両国を象徴してるなーと思いました。
記者がなんで男性ばかりなの?というのは、これまで何度となく中国の人に聞かれたことです。