EV電池を蓄電に再利用 日産やダイムラー、欧州で
日本経済新聞
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日々進化しているバッテリーですが、使用金属のマテリアルフローを意識したリサイクルの仕組みの構築が急務です。
特に初期の車載用電池ではマンガン系やリン酸鉄系が使われていたので、希少資源としての価値はコバルトやニッケルと比べると低く、単純にリサイクルしても割に合わないためです。
そこで定置用への転用により、再リースのような収益化が図られていますが、実際にはバッテリーの劣化の進み具合によっては蓄電池の使用可能容量も少なくなります。
鉛蓄電池のようにリフレッシュが出来れば良いのですが、リチウムイオン電池では充放電の方式が異なるために簡単には出来ません。これは上手い再利用方法ですね。
EV用のバッテリーは、性能上や安全上、
バッテリーの1番オイシイ所だけを使っているので、
EV向けには劣化が激しいとされても、
蓄電用には十分使えますね。
最近スマートグリッドの話はあまり取り上げられなくなって来ましたが、
EV自体を電力網に取り込む他に、
バッテリーの再利用というパイが加わると、
EVの社会的価値は非常に高い。
他にもどんな囲い込み戦略があるのか、楽しみです。
これ考えた人、賢いですね。そして、自動車会社は着実に先手を打っていますね。恐れ入りました。なぜ再利用できるかというと、クルマに積まずに定置式とすれば重量や体積要件が楽になるから。
劣化してクルマに要求される性能に足りなくても、いっぱい繋げばイケるじゃん。
そういう事です。
EV売るならここまでは構築しておいて欲しいところではあります。