日本の英語教育の根本的な誤りは、「使うことを想定していない」ことにある
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なぜ英語が出来ないのか?みたいな議論見るたびに思うのですが、第二言語学習法という学問分野に知見が蓄積されているので、それを参照すれば良いのでは? 僕はこう思うみたいな話ってn=1なので、あんま意味ないよね。
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シンガポールで2人子育てしてますが英語環境に置けば小学低学年くらいまでなら1年もすれば概ね喋れるようになります。が、親の転勤でその後帰国して英語を使わなくなる子はその後すぐに喋れなくなります。
つまり、どのような授業内容にしようとも、どれだけ英語授業時間を増やそうとも、それを日常で使う状況が無ければ、英語はさして話せるようにはなりません。
韓国は頑張って日常会話的な英語教育を導入して英語レベルがだいぶ上がりましたが、未だマーレーシア、フィリピン、インド、シンガポールのようなレベルには程遠い。理由は簡単、これらの国では学校まるごと英語だからです。故に親にヒンズー語で育てられようが、家庭は中国語だろうが、テレビはマレー語で見ようが、英語ネイティブに育ちます。
日本は韓国型でいくか、後者の英語公用語国家のパタンでいくか、現実的には前者だろうと思います。3ヶ月でも、半年でも、英語圏に留学する。それが一番手っ取り早い。日常生活で英語を使う必要がなければ、もしくは使う目的が明確でなければ、身に付かないです。
「学ぶ=真似ぶ」がダイレクトに当てはまるのは外国語でしょう。
自分の学生時代の勉強法なので万人にうまくいくかはわかりませんが、英単語や文法を覚えるのではなく、とにかく例文やスキットをCDの朗読そのまま丸暗記しました。イントネーションや声色、スピードも含めてすべてです。女性の声であれば裏声で、おじいさんはだみ声で。これを「1人ESS」と呼んでいましたが、大変効果がありました。
特に英語は日本語のような記号の言語ではなく、音の言語です。音楽だと思って口ずさむのです。音を真似すると聞き取ってもらいやすいし、そういう訓練をしていると相手が言っていることも理解できるようになります。