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Intel is a leading digital chipmaker, focused on the design and manufacturing of microprocessors for the global personal computer and data center markets.
業種
半導体(ロジック)
時価総額
25.1 兆円
業績
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ちなみに先日の東洋経済調べでは5社以上兼務の方がもっとたくさんいたと思いますし、僕は一位ではありませんでした。出席率調査もしていました。兼務数だけでなく出席率をみて欲しいですね。
なので5社以上兼務がもっといらっしゃるのかなと思ったら、予想より少なかったです。さすがに上場企業5社以上は取締役会のスケジュール調整なども含めて難しくなってくるのでしょう。(未上場企業まで含めた兼務はさらにあるかもしれません)
※ちなみに、いずれ修正されると思いますが、表中5社兼務とされる池田純さん(三菱商事出身)はリブセンスと大戸屋HDも兼務となっていますが、その2社を兼務されている池田純さんは同姓同名の別の方(DeNAベイスターズの社長だった方)ですね。
会社側からすれば、単純に兼務社数が少ないかどうかで選別してしまうと、より良い知見を持った人物を招き入れることはできなくなってしまいかねない懸念も生じます。このあたりの程度感はなかなか悩ましいなと感じます。
ちなみに、ニッセイ基礎研究所によると、社外取締役の平均在任期間は、日本で4年だそうです。これをG7各国で比較すると、米国が8.2年、ドイツが6.3年、フランスが5.9年などで、日本が最も低いということです。
<追記>【お詫びして訂正します】最初に公開した図の1点目に、池田純様が入っておりましたが、同姓同名の2人を1人としてカウントしておりました。
正しくは、三菱商事元役員の池田純様(66)が現在、西松建設、ソーダニッカの社外取締役を兼務。DeNA元役員の池田純様(42)は、大戸屋HD、リブセンス、ノジマの社外取締役を兼務しています。
経験や専門性に基づいた助言がモノを言う世界だが、「助言」ではなく「決定」に関与してこその世界。
「決定」している人がどれくらいいるのかの中身を知りたいものです。
フルタイムの仕事でも、1年目はプロトタイプづくり、2年目は改良、3年目で一応の完成形になるというサイクルがあると思う。社外取締役は究極のパートタイムジョブであり、何かを作り上げる仕事ではない。しかし、企業という無形の財産の新しいプロトタイプを構想し、執行メンバーの監視とアドバイスをしっかりと行い、組織の進化を促すという意味では本質的には変わりはない。この3年サイクルを2回やるのが基本ではないだろうか。
また社外取締役という役割は一度体験することで、基礎素養や役割発揮のポイントをつかめる。それを水平展開(他の社外を兼務)することは合理的だ。そこで問題になるのが何社まで勤められるか・勤めるべきかというテーマ。参考まで、「兼任を3社までに制限すべき」と提言している研究報告もある。
https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20180831135702.pdf?id=ART0010024278
社外取締役の本当の価値はCEOの発想の枠を広げたり、CEOの株価向上に向けた視座をあげるためのメンタリングであったり、社外情報ネットワークの提供だと思います。弁護士や会計士の方も優秀だと思いますが、事業を回して市場と対峙しながら人心掌握を実現してビジネスを切り開く経験のある人がやるべき。ただ残念ながら人材市場の現状としてまだまだそういう人が少ないという現実があるんでしょうね。
日本におけるビジネス人材市場の更なる活性化をお祈りします(私も頑張ります笑)