マレーシア政府、中国主導「海上都市計画」見直す委員会設置へ
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ジョホール州政府は、近年は、外国人による不動産購入を制限してきました。不動産価格が高騰し続けており、マレーシア人の庶民の多くは、住宅を購入できなくなっているためです。地区によりますが、外国人は一定金額以上(たとえば3千万円以上とか)の物件のみ購入が可能で、それ以下だと購入できなくなっています。スランゴール州やペナン州といった外国人の不動産投資が集中している他の州でも同様の措置がとられています。
もっとも、不動産開発はうま味があるため、ジョホール州の君主(スルタン)や政治家たちは、例外措置を設けて中国企業による不動産開発を許可してきました。フォレスト・シティはその最たるもので、ジョホール州政府は99年の例外措置を設けられました。日本にもそういう政治家はいますが、マレーシアの政治家もふだんはいろいろ言っていても、本心で一番関心があるのは、地元の不動産開発プロジェクト、そこから入る臨時収入だったりします。中国企業から多額の臨時収入を示されて抵抗する政治家はおらず、マハティール首相は例外です。
マレーシアの憲法により、土地に関わる立法の権限は州政府にあります。不動産を外国人に売るかどうかはジョホール州政府に決める権限があります。そのため、マハティール首相は、連邦政府側にある権限、ビザの発給を使い、フォレスト・シティで不動産を購入した外国人にはビザを出さない、という決定をしました。ジョホール州の君主や政治家たちからはうらまれるでしょう。マレーシアでは12年間居住を続ければ国籍を得られるため、中国人が大量に流れ込んできていずれ人口バランスが逆転してしまう、というのがマハティール首相の言い分です。マハティール首相がしたいことは常に変わらず、マレー人ムスリムをマレーシアの確固たる支配者にして受益者にすることです。これはジョホールの不動産投資に大打撃だな。シンガポール〜KLの高速鉄道キャンセルされた上に、このままだとシンガからの地下鉄もどうなるか分からないし、元々供給過剰だったジョホールの不動産マーケットが崩落してしまいそう
毎度FBからの情報から1、2日遅れでここに取り上げられる。
事は、マレーシアが親中のナジブ政権から予想に反してマハティール氏に政権が移った事が大きいだろう。
此れで28兆円の不正債務が出てきてシンガポールクアラルンプール間の新幹線計画も中止らしい。
ナジブの奥さんはマレーのイメルダと言われている人物で評判がすこぶる悪いらしい。
93歳のマハティール政権はナジブ氏を殺人罪で起訴したとも聞く。命の有る限り追いつめるという。
で、ロイター伝の報道ではジョホールバルのイスカンダル計画も正式に中止に成ったらしい。
中国不動産がマレーシアを侵略する図式が新政権は気に入らないらしい。隣のシンガポールへの橋も2本しか無く無理が有って不便だったらしいが、
私は日本の「地方創生」などという最初から失敗だったダサい感覚を啓発する意味で、東南アジア諸国の創造性あるプランを例に挙げ、まず最初にこのイスカンダル計画を例に挙げた2日後に中止を知ったが、書き込みはあえてそのままにした。
多くの日本のおじさん、おばさん達は日本をまだアジアの先進国だと思っている。
英語が読めない「情報の鎖国」ではイスカンダル計画の中止情報など耳にも入らないだろう。
順次ベトナムや深圳の計画を例に上げて行くつもりです。
話のつづきが有りまして、
ジョホールの西を埋め立てるイスカンダル計画の中国勢開発を潰すかわりに、逆の東側に新しい開発を考えているという話が伝わって来ました。
中国東南アジアでは近未来の計画が続々聞こえるのに日本の「情けない計画の無さ」をつくづく憂いますね。