ライザップ東証1部上場へ 財務体制整備、数年内に 札証の取引激減必至
コメント
選択しているユーザー
“本業が好調な上、積極的な企業の合併・買収(M&A)で、売上高が5年前の8倍に膨らんでおり、東証1部上場を機に経営基盤をより強固にし、資金調達力や信用力を高める。札証上場を維持するかは未定だが、札証は売買の9割超を同社株が占めており、取引の激減は必至だ。”
“同社は2006年に札証の新興企業向け市場「アンビシャス」に上場。”
注目のコメント
(何も内部情報を持っていないので、以下、一般論的な想像です)
会社が大きなアクションを起こす場合には、経営トップは内外にビジョンを示し(旗を立てる = 東証一部上場)、組織を率いていくことが重要です。トップのビジョンは、目標やルールが非連続の変化を遂げることを意味し、そこに付随する組織の空気を変えます。
今回の「東証一部上場」の目標とは、
・連結グループ企業のガバナンス及び内部統制の重視
・(ひょっとしたら)単純な増収・利益の拡大路線から、利益の質重視への舵切り
・(更にひょっとしたら)グレーヘアの非創業者トップマネジメントに実権があることを示す
こんなものが考えられそうです。全て、”大人の会社”への脱皮を図ることに繋がります。”大人の会社”の方が、投資家・金融機関・大手取引先・取引所にとり、安心感を与えます下記記事も併せて。
従来からポーズとしては東証一部への上場を目指していたと思うし、そうなれば札証への影響が大きいことは言われていたこと。記事に『28日、東京証券取引所1部への上場を目指す方針を明らかにした』とあるが、特にIR開示があるわけでもなく、従来から口頭ベースでは言っていたことなので、何が変化してこの記事に至ったのかが気になる。
経営という点ではAkiさんのコメントが必見。本気で数年内に目指すとすれば、しばらく買収をやめていくとか、営業CFと利益の乖離が収まって現業でちゃんと利益が出ていることをもっと示していくといった変化は目指していくのではないだろうか。
https://newspicks.com/news/3130127