シェアリングエコノミーに内在する「分かち合う喜び」とは
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共助経済としてのシェアリングエコノミーは個人が主役だか、企業内個人が、企業の資産を活用してシェアサービスを提供し、企業がそれを認めるような形が生まれれば、面白い。
ソーシャルイノベーション実現に向けた企業活動の1つとして、企業内個人のシェアリングワークが推進されれば、企業が保有する資産の社会的活用が促進されて、大きなインパクトを出すと思う。
ソーシャルイノベーションという目的に、シェアリングエコノミーという方法を活用する思想は、賀川豊彦さんのbrotherhood economicsから学ぶことが多い。
注目のコメント
古くて新しい仕組み。価値観のリバイバル。テクノロジーによって呼び覚まされた人間の根源的な欲求。分かち合う喜びを、誰もが手にすることができる。
いってしまえばライドシェア=「相乗り」ですしホームシェア=「民泊」ですしそれ自体は新しい概念ではない。でもそこに需給を計算したダイナミックプライシングとか最適なルートを加味したライダー同士のマッチングなど、テクノロジーだけでサービスは大きく変わる。
経済合理性だけで人間は動かない。人間はやはり感情の生き物だと思いますし、経済学で扱いづらいトレンドですよね。「自分は自分だけのものという発想から、自分もまた他者との共有の中で成り立つ存在だという発想への変化が起こりつつある」という言葉があらためてなんだか好きですジェレミー・リフキン「限界費用ゼロ社会」 https://amzn.to/2wutgWF は一読の価値があります.
IoTによりエネルギー,コミュニケーション,輸送の効率性や生産性が高まると,やがてモノやサービスを1つ追加で生み出すコスト(限界費用)はゼロに近づく.将来,モノやサービスが無料になれば資本主義は終焉に向かう.そして,人々が協働してモノやサービスを生産し,共有(シェア)して管理する新しい社会となる「共有型経済(シェアリングエコノミー)」が資本主義の代わりに台頭する.
長期的に見れば「シェアリングエコノミー」の流れは正しいと思いますが,その典型例が現在のライドシェアと言われると,そこからマイナスのイメージが強いUberをファースト思考して,思考停止してしまう人が多いのが事実.
「テクノロジーが再発見したこの人類の喜び」の「再発見」とは,「ヘーゲルの螺旋的発展」という考え方です.世界のトレンドは繰り返す.ただし,螺旋階段を上がるように,一周回ったときにテクノロジーなどの進歩によって以前より高い位置に到達する.「贈与」と「感謝」の経済.そしてそれを評価する「評価経済」の復活か.シェアリングエコノミーはかつての近所付き合いの広域化。例えば駐車場シェアの領域では70歳以上の方でもサプライサイドとなり、クルマに乗らなくなって空いた家の駐車場を貸し出す事例が多い。
70歳以上では「お金を稼ぐことよりも、利用者との交流が生きがいになっている」とおっしゃる方の割合が高いし、ユーザー側も「毎年夏にここのスタジアムに来るが、毎年この方の駐車場を使いたい」と言う人も多く、「その人に会う」ことも楽しみのひとつになっていたりする。