【徹底解説】オープンイノベーション“ごっこ”からの脱却
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注目のコメント
記事中、入山さんから「チャラ男」認定されてしまいました(笑)
この数年、この界隈を眺めている中で感じることですが、たしかに「ごっこ」と揶揄される現象はある。
ただ、過渡期であるとも思っています。ごっこで終わる人は去っていくし、本気の人は残っていくと思います。
入山さんがおっしゃる「弱いつながり」も、「ごっこ系」の人には誤解されるところかもしれません。
一つの事象として、イノベーション系のイベントに頑張って参加する、名刺交換しまくる、Facebookの友達申請を欠かさない、というような方が見受けられます。
これ自体、結構手間がかかるし、時間も費やす活動ではあります。この弱いつながりから、さまざまな情報、機会を得ることも可能です。
しかしながら、数年経ってもその方から具体的なプロジェクトが一向に見えてこない方が少なからずいる。手段が目的化してしまっているわけです。
結局のところ、「イノベーションを起こす」「事業を創る」という強い意志がなければ難しい、ということに尽きると思います。そもそもイノベーションがなぜ重要なのか、という問いから始まり、なぜ大企業において、オープンイノベーションごっこと揶揄されるほど、成功事例が少ないのか。多様性はなんのために必要なのか。スティーブ・ジョブズがなぜイノベーションを起こせたのか。正確性よりも必要なものとは。
入山先生が、数々の疑問に答えるイノベーション講義の決定版です。これからはオープンイノベーションだ!
と頻繁に言っているだけでは何も生まれません。オープンイノベーションで何か生まれるかもしれないという、他力本願のスタンスをやめない限り。
たとえば、何か一緒にやりましょうと言って、数社集まっても、うまくいかない。それぞれが、まず課題や実現したいことを明確にする必要がある。