シリコンバレーが学ぶ、中国ユニコーン企業たちの「正体」
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中国で続々と生まれるユニコーン特集です。
今回の特集は、中国を読み解くときに、シリコンバレーという文脈を入れて取材をしています。テクノロジーの聖地がどう中国を見ているのか?その熱視線がどう変わってきたか?西海岸からのアングルが、中国の姿を捉える一つのポイントになると考えたからです。
NewsPicks編集部で中国の取材に入り、私は正直驚くことがたくさんありました。中国の現状、最先端の技術力という点についてキャッチアップできていないことも痛感しました。
約9億人がスマートフォンを持つ中国。上海や北京では相当年配の方もスマホを軽々と使いこなし、シェアバイクなどに乗っています。こういう日常のシーンを見るだけでも”リープフロッグ”の躍動を感じます。
1週間後には、”New China”を理解できた、と思ってもらえるよう編集部も止まらずに走ります!
人口15億人、スマホユーザー8億人とも言われる自国の市場規模を武器に、主に中国国内で発展してきた印象の強い中国スタートアップですが、今日頭条は「Tik Tok」でグローバルに進出し、結果を出しています。
自国から攻める戦略は日本も同じですが、市場規模が全く違うので、グローバル展開する際の資金力に大きな差がついています。インターネットサービスでは独自の技術が競争優位性になることはもちろんありますが、最終的には資金力が鍵になってきます。これからスタートアップは中国を主役にして動いていくという予想は「YES」で間違いないと思います。今回の特集で中国の起業家たちと話していて感じたのは、「やる前から規制されるか心配したって仕方ない。まずやってみて、ダメなら別の方法で再チャレンジしよう」というマインドセットの人が多いということ。
「とりあえずやってみよう」というハングリーな挑戦者が多く、わくわくしました。