ゴールドマンやシティなど15行、ロシア中銀の資金移動制限案に抵抗
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英米及びEUからの追加制裁と、更なる制裁案(特に米上院で審議中のがロシア国債を標的としており破壊力大)への対応措置だと思われます。最近ではロシアはドルに絡んだ制裁への予防策からか米国債の保有を大幅に削減しており、それに沿ったものでしょう。
ロシア中銀は為替の自由化や、金融機関の再編などエマージングの中では割と市場にも沿った動きをしており、この措置は政治的に更なるトップの決断もあるのかもしれません。
とはいえロシアでは銀行システムは盤石とは言い難い。国営1・2位のズベルとVTBは米制裁ターゲット、民間は最近も大手行が2つ立て続けに破綻しています。外資金融のプレゼンスは貴重でしょう。どこかで折り合うかと思われます。
注目のコメント
ロシア中銀による資本規制案。これに反対する銀行の声をロシア中銀が批判の要旨を公表したとのこと。政策に対する意見を聞いているということは、外国銀行に配慮する気がある、ということでしょうか？
結局地下に流れるのではなかろうか。匿名通貨経由でオンラインで送る事態にでもなる気はする。ロシアではVPN自体を法律違反にするはずだから、別件逮捕は可能だろうが。
