世界2位の独コンチネンタル株が急落-揺れる自動車産業
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モビリティ革命、特にこの場合はEV化によって既存の自動車部品は要らなくなる、という極論にもとりよ怯えていたところ、減収の主因がEV化の震源地たる中国での販売不審だったのでマーケットが過剰反応した、といったところでしょう。
実際その恐怖が当たっていたか、そうでなかったかは、今後の同社のモビリティ革命への対応力いかんですが、そもそもそのための投資が嵩んで財務を圧迫していることもまたマーケットに嫌気されている理由です。
これこそが教科書にでてくる類の典型的なイノベーターのジレンマ、ディスラプターが有利なスタートアップの勝ち筋。コンチネンタルの株価はこの発表で▲12.87%の急落です。通期の売上・利益率をともに下方修正していますが、その背景は記事にもあるように欧州と中国でも販売が芳しくなく開発コストも上がっているとされています。8月2日のQ2決算をざっと見ると今回の下方修正の匂いは感じられないので、何が起きているのか、個社固有の事情なのか見極めて行きたいと思います。
https://www.continental-corporation.com/en/press/press-releases/revision-guidance-2018-142088Continentalは、ADASに強い会社という印象。
日本でも、存在感がある。
こちらにオリジナルのプレスリリースがあります
https://www.continental-corporation.com/en/press/press-releases/revision-guidance-2018-142088
Conti Techの不振が大きな要因のよう。
この部門は、プラスチックやゴム製品(タイヤを除く)を
展開している子会社。
また、乗用車、商用車、産業用と、
手掛けるマーケット、製品群が非常に幅広い。
具体的な要因が何なのか、非常に気になるところ。
https://www.contitech.de/
また、BoschやZFは好調を維持しているようなので、
ダブルパンチで痛手ですね