AI活用の航空運賃予測アプリ「Hopper」、インストール数3,000万件を突破
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記事より-------------------
”弊社が気付いたのは、ユーザが元々検索していた旅行よりも、レコメンデーションの方がコンバージョンが2.5倍好調だったということです。”
たとえば、ニューヨークにいてハワイまでのチケットを探している顧客は、カリブ海やマイアミの魅力的なビーチ行きの大幅に安いチケットに惹かれて購入するということがあると、Smith 氏は VentureBeat のインタビューで述べた。
”適切なユーザに、適切なタイミングで、適切なレコメンデーションで働きかけるということが、弊社の成功の鍵です。”
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そうなんですよね!素晴らしい。旅行は、●●へ行きたい、が本質的なカスタマーニーズではないのです。本質的なカスタマーニーズは「ゆっくりしたい」「家族な恋人と絆を深めたい」「友達と思い出を残したい」「リフレッシュしたい」などだったりします。
なのですが、昨今のOTAを含めて、予約コンバージョンへの最短経路はトップページに「何月何日に、どこに、何人で、いくらぐらいで行きたいのか」をフォーム表示して入力させることになってしまっています。
これは、いわば「顧客はドリルが欲しいのではなく、”穴”が欲しいのだ」という真理に対して「どんなドリルが欲しいか詳細に述べよ!」というコミュニケーションになってしまっています。
なので、この記事のサービスのような「穴を提供」するサービスが支持されるのだと思います。すごい、こんなアプリが出てきていたのか。
これは普及まで地道で忍耐のいる道のりだったと思いますが、確かに旅の目的地や航空券は消費者と企業側の間に情報の非対称性が大きく生まれている領域だと思われる。一消費者として、使ってみたい。
また、この仕組はホテルの予約においても同様に成り立つと思うので、さらなる領域拡大に期待。