昭和という「レガシー」を引きずった平成30年間の経済停滞を振り返る - 今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ
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注目のコメント
バブルが崩壊したからITで先頭を走れなかったのではなく、物作りをパクって安く細かくしてシェアを取る方法が限界だったのでは無いかと思います。平成元年の時価総額ランキングは為替が関係あるんじゃないかなと思ったら、1985年の年間平均1ドル約238円から1988年の約128円に急激に円高になったタイミングだったんですね。先端技術については、日本は70年代にコンピューター=脳じゃないか!と人工知能に大きく投資したけど、実際その頃重要だったのがインターネットなのは歴史の教える所ですよね。今の分野で少し負けそうになるとすぐ「次の流行」を探して乗ろうとし、ナイーブで何の役に立つのか曖昧なのは昔も今も同じですよね。今で言うとSociety5.0とか。既にある「正解」をストックする事が頭の良さと勘違いし、新しい「正解」を作る事をおざなりにした教育でお勉強の出来た官僚が、どこかから「次の正解」をパクってきて推し進めるからこうなる。少なくともビジョンを持って新しい「正解」を作る研究者等のイノベーターを理解、リスペクト、評価、登用できる政策決定者が必要だけど、今のエコシステムだとまずイノベーターが出て来ないですよね。