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直列6気筒エンジンが優れている理由 メルセデスが直6を復活させたワケ BMWがこだわる根拠

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  • 株式会社経営人事パートナーズ 代表取締役 人事戦略デザイナー

    この記事を書いた方は、なかなか知識が豊富で、読んでいて面白いです。

    触発されたので、元〇〇自動車のエンジン長期戦略担当&スポーツカーV6エンジン開発担当からも考察。

    直6エンジンは完全バランスということで、一部ディープなファンからの支持率は高いですが、最大の弱点はエンジン長手寸法が大きくなることによるクランク剛性です。

    V6は機械力学的振動面では不利ですが、ショートストローク化によってクランク剛性を高めやすい傾向にあります。

    したがって、最終的な出来栄えとしては、音振面でも出力面でも遜色ない戦いができるわけです。私が企画したV6は、クランクのオーバーラップを大きくして、かつブロック下にはラダーフレームを設定して、剛性を確保しました。

    で、メルセデスのボアスト寸法を見ると、完全なるロングストローク型です。記事の冒頭にある多気筒化によるピストン速度の低下によるメリットが、ほぼ得られないボアスト比です。つまり、ピストン速度は高くなるので、高回転化はできませんね。

    せいぜい、5800rpmがいいところでしょう。メルセデスはもともと回転上げない傾向なので、ユーザー的にもこれで十分。つまり、見切っているわけです。

    反対に、冷却損失が小さく、平均吸気流速は向上するので、燃費の素質は良いわけです。商業的には直列4気筒のモジュール設計化による原価と開発費の低減でしょうから、おそらく圧縮比を高くした低ブーストのターボになるはず。

    そうすると、ますます回転数を上げなくても馬力は出せるわけで、ロングストローク化の欠点を消せます。

    そうすると、実際的な課題はクランク剛性ということになるわけで、ブロック写真を見てみると、フツーのロングスカート型で特に工夫しているようには見えません。

    ブロックのリブは計算されている感じはありますが。。。

    クルマのバランスという点で考えると、おそらくディーゼルエンジンもラインアップにあるわけなので、車両側の音振対策はばっちり。したがって、エンジン単体で振動問題に手を入れなくてもなんとかなりそうな気がします。

    ということで、直6復活に水を差すようなことを言うつもりはないのですが。M3やRBエンジンのような、ピュンピュン回るエンジンというよりは、大人がおしとやかに乗るジェントルな直6エンジンを狙った設計、という感じでしょうか。。。


  • ŌGIRI☆倶楽部 見習い/ BtoB企業 製品担当課長

    〈追記〉
    Mani Gさん、いつもありがとうございます。
    ホンダのエンジンはマニアな方が多く、コンロッド流用の魔改造まで考えてる方がおられて、ネットに情報多いので。本職ではないのでご勘弁を。

    因みにBMWのS50/54ラインはよく言われてますね。
    元々スモールシックス(初代E21型745iに積むつもりだった4.5L V12の片バンク切り落とした設計。V12はオイルショックで企画ボツ、ビッグシックス3.3Lターボへ)なので、設計要件は2.3Lあたりなんですよね。排気量上げると速いけどツラくなる。

    その末裔であるうちのポンコツ(M54 2.5Lのふつーのやつ)はビュンビュン回りますが、3Lは違いますもの。

    〈完〉

    Mani Gさん
    熱いですね、連桿比。
    クランク高とコンロッド有効長の比率の事ですね。
    大きいほどフリクション少ない。

    早い話が、コンロッド短いと角度が付きすぎて、ピストンの横方向にチカラがかかって、ピストンとシリンダー壁面の摩擦が大きく、フリクションデカく効率が落ちる。

    かと言ってコンロッド長くすると、そのままエンジン高が高くなるので、エンジンデカくなり搭載性が悪化する。特にロングストロークのエンジンだと辛い。

    この辺りのジレンマがありますね。

    どうやってもクソなエンジンは、連桿比がダメだったり。
    って位重要な話にも関わらず、あまり触れてる記事は見たことないですよね。

    最近のエンジンは連桿比大きくとるのが多いですね。
    マツダのデミオ用スカイアクティブ1.3Lとか。

    参考(昔話)
    EK型シビックってクルマが昔ありまして、1.6の普通のスポーツモデルであるSIRも速かったんですが、タイプRって更に速い奴が出たのは有名ですが、何が違うかって連桿比なんですよね。

    排気量もボアストロークも同一、連桿比だけ違う。
    いやはや、(昔の)ホンダらしい。

    SIR搭載エンジン B16A 
    排気量1595cc  ボアスト81×77.4mm  コンロッド長 134.3mm  連桿比 3.47
    タイプR搭載エンジン B16B (98Spec.R)
    排気量1595cc  ボアスト81×77.4mm  コンロッド長142.8mm  連桿比 3.69


  • ŌGIRI☆倶楽部 wtriple 全責任を負う者

    「インラインシックス」と言ってたような。カワサキのZ1300が欲しい。

    オーストラリアのバイクビルダーが、飛行機の星形エンジンの1気筒を切り取りバイクを作ってた。「アイドリング状態でも80㎞出る」そうです。


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