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【完全解説】アマゾンとアリババが銀行を飲み込む日

NewsPicks編集部
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  • ワシントン大学政治学部 ワシントン大学政治学部博士課程在籍

    <つまり銀行が飲み込まれるかどうかのポイントは、「預金が流出するかどうか」>という点について補足です。
    仮に世の中が、個人NPさん、アマゾン、JP銀行の3者で構成されているとし、個人NPさんが、これまで預けていた預金をJP銀行からアマゾンさんに全て、預けたとします。この場合、アマゾンのバランスシートでは、負債サイドに、個人NPさんの預金、資産サイドで、現金が積み上がります。アマゾンは、この現金を投資(個人への融資も含む)すると思われますが、投資できない分については、金庫に物理的に保管しない限り、浮いてしまいます。すべての企業がそうですが、この余ったお金は、結局預金としてJP銀行さんに預けられることになります。
    フローでみると、アマゾンが個人からお金をかき集めていて、銀行の存在感が薄くなるようにみえますが、企業も預金者となる限り、銀行の存在感は消えません(飲み込めません)。
    銀行が本当に飲み込まれるケースは、アマゾンが預かったお金をともかく投資しまくり、個人が返してくれと言ってもすぐに返さないモデルにするか、預かったお金をアマゾンが「預金」(=すぐに換金できる流動性の高いもの)として保管することになります。この場合、後者はアマゾンが銀行になることを意味します。
    もっとも、これまでのアマゾンのニュースを見ている限り、がんじがらめの規制業種となっている銀行になるつもりはなさそうです。ですので、今回の記事のクレカ部分にもあるように、JPモルガンと組んで、アマゾン-JPモルガン連合となる方が現実味が高いと思います。


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    ランサーズ株式会社 取締役

    これは完全保存版記事ですね。よくまとまっている。Alipayのサービスの統合っぷりを見ると、あらためて金融サービスの未来の姿を感じる。

    ①預金、②融資、③決済といった銀行の基本3大機能に加えて④投資を金融の基本機能としたときに、②融資の肝となる与信判断は人からデータへ(cf. Amazon Lending)、③決済はモバイルシフトしサービス統合へ(cf. Alipay)、④投資の判断も人からデータドリブンな機械学習へ(cf. Yuebao)。そして総合的に、①預金のメインチャネルは銀行口座からデジタル/ビットウォレットへ。

    国内でいうと、資本力とサービスラインアップをそろえている楽天、LINE、Yahoo(+Softbank)のメガIT 3強がどう出るか。そこに振興プレーヤーのmetapsとmercariがどう立ち向かうか。そして銀行陣営が銀行同士とあるいはIT陣営とどう戦うかもしくは組むのか。

    規制産業である分、世の中で言われているほどすぐにトランスフォーメーションが起きるわけではないですが、一度変わりだすと不可逆な慣性の流れになる業界だと思います。ますます混沌とする中、国内でも今後どういう動きが出てくるか楽しみです


  • NewsPicks CXO

    今年3月、JPモルガンやキャピタル・ワン・ファイナンシャルなどの銀行と、当座預金口座に似たサービスについて協議していることが報じられたアマゾン。ついに銀行業に参入か、と議論を呼びました。

    また、アリペイという超巨大な決済サービスを率いるアリババの金融業は、時価総額にして16兆円と、すでに邦銀最大手・三菱UFJフィナンシャルグループの約2倍の規模に達しています。

    今回は、独自のマーケットプレイスにおいてリアルにモノを動かし、そこに紐づくお金の情報を武器に金融業として勢力を拡大していく可能性を秘める、アマゾンとアリババという二大巨塔の「金融戦略」を整理しました。デザイナー砂田氏のわかりやすいインフォグラフィックで、徹底解説します。


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