米中通商協議が再開へ、次官級で8月下旬 妥結の可能性低いとの声も
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夏休みも終わり米中通商協議が再開されるようです。このニュースは、本日午前中に新華社など国営メディアも報道していました。
ただし、今回は副部長(次官)級ですので、実務レベルでの協議なのでしょう。恐らくこの場では具体的な解決策は何も決まらない(発表はない)と思います。米国側が何か新しい要求を突きつけるかもしれませんね。
中国側は商務部ですが、米国側は商務省ではなく財務省ですね。今後、貿易問題からその他の分野(為替など)に飛び火しないか注目しています。いよいよ動き出すのか、注目されますね。会談相手をみるに、引き続き米側の窓口は財務省、ムニューシンのようですが、過去の経緯を見るにつけ、どこまでの権限があるのかも分かりませんから、どこまで踏み込んだ話をすべきなのか、中国としては悩ましいところでしょう。小康状態まではいけるでしょうが、最後はトップが決着させる必要がありそうです。
これまでかなりリスクオフに振れていたこともあり、この報道で、結構円安・株高に反応してますね。こうした市場の反応がぬか喜びとならないかどうか、今後の展開に注目したいと思います。