医療や介護従事者の患者情報共有、特化型SNSは切り札になるか
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【追記】
酒井 浩一さんのコメント「看護師さんとLINEで会話できたらどれだけ楽だろうかと何度も思いました」を実現しようと、患者さん家族とメールなどでのやり取りが出来るような企画を考えて来ましたがなかなか難しく頓挫してています。ツールではなく運用面でです。それは、患者さん側と医師側との「互いの事情の共通認識」を上手く持つことが容易ではないからです。でもいつか(個人的には)これを実現させたいと思っています。(追記おわり)
プライバシーの問題を置いておけば、既存のテクノロジーを利用するだけで医療関連施設の業務効率は格段に向上すると思います。いつでもどこでも欲しい情報にアクセス出来て、24時間手放さないスマホで誰とでもコミュニケーションが取れる。けれども...
医療従事者の働き方を、雇う側も雇われる医療従事者側も強く意識しなければ、より一層、オンオフの境は不明瞭になり、働き方改革に逆行することすらあり得ると思います。
私自身、Facebookですらしょっちゅうチェックしているのだから、患者情報はエンドレスでチェックするだろうし、コメディカルからの担当医への問い合わせは、閾値が下がったことで一層乱発されることが予想されます。
それじゃあ、SNSでの患者情報共有はNoかと言えば、私はwelcomeです。患者的にも世の中的にもその方が良い方向だからです。なので、この方向を生かしつつ、医療従事者を殺さない方向を社会は模索していくべきだと思います。クローズドな場で現場の課題を共有することは重要かと思います。意外と他の施設でどうなっているかなど知らないことも多いですから。現場での課題を解決する手段として、医療従事者向けのクローズドなSNSは有効かと思います。医師間ではすでに、株式会社Antaaが提供する「Antaa」は医療現場の非専門領域の疑問をSNSで聞くアプリとして有効活用されていますし、写真で皮膚科疾患を皮膚科専門医に聞く「ヒフミル」なども有名です。