正義は人間を最も残虐にさせる

コメント

注目のコメント

• 松永 エリック・匡史

  青山学院大学 地球社会共生学部 学部長 教授 ／ 音楽家

  ・2018年11月07日

  正義は、ふりかざすものではない。
  
  “自分の欲が妨げられた時に出てくるのが怒りである。一方的に相手が悪で、自分が正義と決めつける前に、 自分のどんな都合や欲で腹を立てているのかをよく見つめなさい。”
  
  今一度、自分を見直さなければ。
• 加藤 陽子

  以前、倫理についての本を読んだ時、『正義とは釣り合いの取れた状態』ということを知り、納得しました（justice）。
  で、個人の価値観などにより『ベストな釣り合いの取り方』が違うため、対立が生まれるのだと認識しています。
  
  問題になりやすいのは、個々の主張そのものよりも、『自分こそが正義である！』という主張の方で、本記事では、お互いが『自分が正しい』を主張するのではなく、『それぞれの主張を踏まえて、全体の釣り合いをどう取るか？』を考えることが大切…と書いているように読み取りました（そして、主張が対立するのは価値観の違いから来るものがあるので、自分を絶対とし暴走する危険について書いてある）。
  
  ちなみに、正義自体は、社会の釣り合いを取ることは必要なので、様々な意見を聴き、考え続けることは大切だと、私は認識しています。
  
  だから皆様のコメントは大変勉強になります^ ^
• 荒川 和久

  独身研究家／コラムニスト

  ・2019年11月13日

  「自分が正義だと思うと、ためらいなく、相手を傷つけてしまう」のではない。正義だろうが悪だろうが、人間すべての行動で誰かを傷付けています。誰かにとっての優しさは誰かにとっての苦痛かもしれない。
  それを本能的に知っているから、正義と思い込むことで、悪なら傷つけてもいいのだという理屈付けをして安心しているに過ぎません。