電子部品を新聞のように印刷――ナノスケールのメタルプリントが可能な新技術を開発
fabcross for エンジニア
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注目のコメント
ナノスケールということは半導体プロセス…ですよね?
ミクロスケールぐらいなら輪転印刷で電極形成している電子部品は既に結構ありますし
エッヂングの代替技術を狙っているんですかね英語の方も読んでみましたが、イメージ図と合わせて想像するに、金属へ強力な炭酸ガスレーザーを当てて瞬間的に可塑化し、そこにナノオーダーのモールドを、当てることで回路の形を形成する?印刷とあるが、RtoRのナノインプリントなのか?
しかし、イメージ図だと金属は全面にあるので回路形成のためにはエッチングが必要だが、それでは意味がない。何か見落としてるんだろう…
新聞の回転胴版というとイメージは凹版印刷(グラビア印刷など)だが、この記事の技術は金属を基材に転写する、というイメージではなさそう。フレキシブル基板を用いた有機エレクトロニクスの製造プロセスの中で代表格なのがRtoRだが、プロセス技術としては以前からあるものなので、重要な点のみを。
この領域は富士フィルムなどの工業用フィルムメーカーやDNPなどの印刷系メーカーが特許を含む要素技術を握っています。プロセスの進化によって適用デバイスが広がることで、プレーヤーの変化が起きるのか否かが最も注目すべきポイントだと思います。