伊副首相、憲法の「均衡予算」規定廃止を主張 国債利回り上昇
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均衡予算の廃止に言及するだけで国債利回りが上昇したというのは、少しだけショックではありますね・・・ 憲法にこそ書いてはないものの、戦後のインフレで手痛い目にあった我が国も、財政法で赤字国債は禁止です。東京オリンピックころまで均衡財政を維持していた我が国ですが、その後次第に規律が緩み、今では与野党とも、イタリア以上に均衡予算のことなど忘却の彼方でしょう、たぶん。GDP比でみて政府の借金も財政赤字もイタリアより大きい我が国ですが、経常収支の黒字の安定度は、時折経常赤字を経験するイタリアより高く、いまのところ国債金利に極端な上昇圧力は見られません。でも、財政の不均衡を続ければ、やがて国債金利に上昇圧力がかかるということを暗示しているような気がします (@ @;)
イタリア関連のニュースは、ややこしい。首相がほとんど傀儡で力はなく、ディマイオとサルビーニの2人の副首相に実権があるからだ。しかも、その2人の副首相は別々の党の党首であり、同じ方向を向いているわけではない。従って非常にややこしい。