ウォートンスクール発、DTCスタートアップ革命の行方(前編)
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眼鏡のWarby ParkerやスーツケースのAWAY、Bokaライクな歯ブラシのサブスクリプションなど、多くのD2C(基本、実店舗を持たないネットによる顧客への直接販売)スタートアップがウォートン発、という興味深い記事。MBAが関わるスタートアップが多いのがアメリカらしいですね。D2Cの先駆けは、Dollar Shave Clubあたりかな。
ウォールトンの大学文化にはじまり、ホームウェア、ブラジャーと多くのDTCを分析記事。流行りのバズワードに流されず、シンプルに何が顧客価値なのかを考えたい。
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そこで2つのことに気がついた。まず、ほぼすべてのプロダクト分野に2つ以上のDTC企業が存在すること。そしてそのために、ワービーパーカー型ビジネスモデルで大きな利益を上げるのは、これまで以上に難しくなっていることだ。
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ひょっとすると、スノウは「実際には存在しない問題を探しているブランド」なのかもしれないと、ある業界専門家は言う。つまりホームウエア市場は、メガネやひげ剃りのように根本的に不公平というわけではない。だから、目に見えないスノウの利点を消費者に実感させるのはむずかしい。スノウのプロダクトは、本当に世界最高級なのかもしれないが、それはDTCのビジネスモデルにはうまくおさまらない。DTCと名前を付けているが、リアル店舗からオンラインに移っただけだともとれる。
今ではGAFAの上で行う以外の選択肢はないが。
一つリアルとことなるのは顧客とのコミュニケーションの余地を持つことができている点かなと。