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ドイツの「バブルの芽」はどうして問題なのか

東洋経済オンライン
今の世界経済の安定は歴史的に見ても長期間続いている。こうした中、今後を考えるうえでどの部分に不均衡が蓄積しているのかが、重要である。国際決済銀行(BIS)の四半期データによれば、中国、カナダ、香港とい…
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日本ではあまり報じられることは無いものの、「明らかに歪んでいる」という金融セクターのある部分として私は「ドイツ住宅価格」に着目しております。文中の図に示すように、ドイツ住宅価格の騰勢は明らかにファンダメンタルズを超えており、これはブンデスバンクも自認するところです。

周知の通り、「永遠の割安通貨」を背景にドイツの経常黒字は爆増しており、これはとどまる糸口がつかめません。「黒字が通貨高で調整する」という伝統的なルートに期待が持てないとすれば、その不均衡はどこに蓄積していくのでしょうか。今のところ、それは住宅価格として現れているのではないかと私は睨んでいます。

ドイツ住宅価格の上昇ペースは既に米国のそれに匹敵するものがありますが、金融政策を引き締められる米国に対してドイツはそれが出来ません。バブルと分かっていても放置せざるを得ないわけです。これが一体どういった結末を迎えるのか。個人的にはまだリサーチの途上ながら、今回初めて世に提起してみようと思いました。宜しければご笑覧下さいませ。
世界的に見れば、新興国企業の債務膨張やハイイールド債と長期金利のスプレッドがかなり低下しているところあたりが気になるところでしょうか。
興味深い論考。
ただ、視点を変えると別の姿も見える。金融危機の際にドイツは影響を受けていないが、その前は欧州も全体的には上昇をしていた中では、ドイツは上昇をしてきていなかった。どこから考えるかで見え方が変わってくると思う。
住宅価格÷所得で、金融危機前と比べて負担が増加していることはうかがえるが、絶対的な比率では他国と比較してどういう状況なのだろう。
そもそもユーロ圏は最適通貨圏の条件を満たしていないと数多く指摘されているにもかかわらず単一通貨ユーロを採用し続けており、それでいて経済的に諸々の問題が生じた際に統一的な財政政策によって対処することもできない状態が継続しているわけですから、加盟国間であちらが立てばこちらが立たずとなるのは何ら不思議ではないですが、どうやりくりしてどこまで保っておけるものなのかというのは興味深いことであるに違いないですね。
唐鎌さんの分析に興味津々。一読の価値ありです。
2008年の金融危機から早10年、この間日米欧の中央銀行はマネー供給に勤しんで来ました。
前回の金融危機がグリーンスパンプットによる米国住宅市場のバブル化だったとすれば、足元にバブルの芽はないのか気になります。