金融庁、内部監査体制の検証で地銀に立ち入り検査=関係筋
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スルガ銀行の第三者調査委員会報告書の焦点の一つが、どうやら内部統制の欠陥に関係していると明るみに出た段階で、地銀への金融庁の立ち入り検査ですか…
金融庁としては、一時期スルガ銀行を褒め称えていた時期もありましたから、なんというか、バツが悪いでしょうね。スタートアップであると同時に金商業者でもある弊社は、メンバーが5人にも満たないうちから内部監査体制を構築する必要がありましたが、そんな小さい組織の段階から内部監査の牽制機能に実効性を持たせるために日々試行錯誤しています。
いわんや地銀ほどの組織ともなると、その監査やコンプラコストの大きさは計り知れないかと思いますが、例えば金融機関側で全てのアクティビティをデータベース化して不適切な行為を検知しやすくしたり、金融庁側でこのデータベースにアクセスして常時リアルタイム検査できるようにしたりと、テクノロジーで解決できることも多々あるかと思います。
日本ではこのようなRegTech・SupTechの浸透はまだまだこれからですが、解決すべき現場の課題も大きいため、今後に期待したいところです。