【特別対談】山中伸弥×横尾隆「再生医療、第二章へ」
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注目のコメント
ほんとこれ。
良い対談。お勧めします。
〉新しいことをすると有害事象は起こり得ます。
〉特に日本は失敗に対して厳しい国です。(中略)原料が同じiPS細胞というだけで、コンセプトもリスクもそれぞれ違いますが、今の社会では、もしどれか一つで重大な有害事象が起これば、他の研究まで全部ストップがかかってしまいかねません。これまで手術や薬では治療が難しかった病気を治す新たな選択肢として再生医療(細胞治療)が出てきています。
細胞増殖をどう制御するかなど、細胞ならではの難しさは確かにあります。ただ、新しい治療法を確立するためにリスクのある臨床研究などを経ることは、他の医療機器や薬の開発と何ら変わりはありません。患者への丁寧な説明を行い、正しく理解してもらうことが第一歩になります。そのうえで進展を見守りたいと思います。失敗を恐れて、「To say nothing, To do nothing, To be nothing(何も言うな、何もするな、何者でもあるな)」では、何も進歩しませんから。