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「中世ヨーロッパの医療に用いられていた薬物はこれまで、ほとんどがプラセボや迷信として片付けられてきた。しかし、15世紀の医学書をデータ・マイニングで分析したところ、これらのレシピは現代の医学的吟味に耐える合理性を持っていることが明らかになった。」(記事引用)

古代インドの医療であるアーユルヴェーダは、現代の西洋医学とはまったく異なる思想体系である。一言でいえば、ホリスティック医療(全的医療)であり、人間の心身をひとつの統合された有機体とみる。

より正確には、宇宙全体と調和し相互作用する心身一如の存在とみます。それがホリスティックの本来の意味である。こうした医療は、人間をやわらかく包み込む。これに対して現代科学に基づく医療は、人間を個別の要素に分解し、分析し、鋭く切り分ける。

この2つのアプローチは矛盾せず、補完し合う。アーユルヴェーダとは「生命の知識(科学)」という意味といわれる。古代の叡智と現代の科学を響き合わせることで、私たちはもっと健やかになれる。そして、視野を広げ、柔軟な発想をすれば、中世欧州の知識や、南米のジャングルに長く暮らしてきた部族の知識なども、人類のかけがえのない遺産となりえる。
「迷信(検証された根拠をもたない信条)」であるかどうかは、有効性があるかどうかよりも、前提となっている理論が、十分に検証されたものであるかどうかで決まることでしょう。その意味では、中世ヨーロッパの医学は古代ギリシア以来のガレノスの四体液説を前提としており、人体に流れる「四体液」が健康や病気を決定する、というものでした。
漢方や他の伝統医学にもいえるこいとですが、経験則から有効性が確認されていても、なぜ有効であるのかは説明できない、もしくは説明に用いられる理論が検証を欠いていた、というのが科学的医学との違いであり、そのことはすでに広く知られていることでしょう。
プラセボ効果は想像以上にある