【直撃】リクルートが実践する「AI人事」のすべてを語ろう
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注目のコメント
取材していただきました。
よく、"データで全てを決定なんてしていいのか。""金太郎飴にならないのか。"という話をされることがありますが、定量的な判断材料と定性的な判断材料のハイブリッドが大事だと思います。
大切なのはヒューマンインターフェイスでしか出来ないことに集中できる環境づくりです。つまり人事領域におけるAIの役割は
・本来人間がやらなきゃいけない業務へのリソースシェアをどう高めるか?(生産性の向上)
・意思決定におけるボトムラインをどう担保してあげるのか?(意思決定の判断基準の提供)
が基本だと考えています。
また、応用的な観点だと、AIによる算出結果と現実世界の出来事のGAPを思考すること、つまり人間が無意識的に補足してしまっている情報を言語化するキューになると思っています。
引き続きテクノロジーの力で、"ご機嫌に働ける人"を世の中に増やしていけるようにしていきたいです。リクルートは、「住まいカンパニー」の2018年卒の新卒の配属先を、データを基に決定しました。
それを実現したのは、人事戦略部に所属する、2015年入社の若きデータサイエンティストとプロジェクトマネジメント担当の2人です。それも構想から、実現までたったの3ヶ月で行ってしまったというから驚きです。
働く地域、上司、カウンターパートなど細かく分けて、もっとも、早く活躍出来る場をマッチングする。その仕組みとは?
また、最後に人事戦略部 部長が語ってくれたテクノロジーの進展により変わる「今後の会社の存在意義」も興味深い内容です。"社員がプロアクティブな行動をするためには、「心理的安全性」が高いことが重要だということが見えてきました。"
この部分、特に共感します。新卒のうちは足元の業務の不安や将来への不安など様々な心理的な圧迫要素が多いです。そういった不安は仕事をし続けて結果を出したりする中でしか解決しません。どうしようもないことで悩んでもしょうがないのです。そのあたり、今夢中で取り組むべきこと、さしあたり悩んでも仕方のないもの、この辺りの不安を取り除いてあげるのはとても重要で、上司を含めた職場の先輩たちから学ぶことは大きいですね。