「AI人事」の進化で、エリートも格差の時代が到来する
コメント
注目のコメント
この「旧エリートとニューエリートとの違い」が秀逸。
特に、計画主義から学習主義。まさにここである。これは大きな世界観の違いである。
コペルニクス的な変換といってよい。テーラー以来の一旦うまくいくやり方を見つけて、それを標準化し、横展開するやり方。これがよいことだと思っている多くの会社は発想をきり変える必要がある。
なぜか。計画できないような不確実性の高い課題が多いからである。実際には計画を立てるほどに先が見えない状況で計画を無理に立てて、その審議や稟議を行っている旧来の会社の姿は、無駄のかたまりである。
そのような不確実な状況では、やってみないといけない。すなわち実験が必要なのである。いかにリスクをコントロールしながら実験し、学習していくかが勝負なのである。
しかも、これは一時的な営みではない。常に実験と学習を繰り返すことで人が成長することが最大の成果なのである。このような会社に生まれ変わる必要がある。
そして、このような実験と学習を、継続的にシステマティックに行う最高のツールが人工知能とデータというものの本当の意味である。人の仕事を奪うなどというのは、旧時代のコンピュータやマシンの固定観念しか知らない人、人工知能の実態を知らない人の妄言である。産業構造の変化により、企業の資源が潤沢な資金や設備からヒトに写った今。War for talent --優秀な人材の獲得戦争--時代に突入しています。
それは、人材側から見ると、どのような時代なのか。
『GAFA 四騎士が創り変えた世界』の著者スコット・ギャラウェイは同著のなかで、「現在は超優秀な人間にとっては最高の時代だ。しかし平凡な人間にとっては最悪である。これはデジタル技術によって生まれた勝者総取り経済の影響の1つである」と語っています。
では、勝者総取り経済のなか、我々がサバイブする、情報発信とは? そして我々の仕事や学びを促進するHRテクノロジーの最新事情とは?本特集は、それらについて詳述してゆく予定です。
ちなみに、本日、今後の我々の仕事を取り巻く変化や、それに適応し、変身してゆく方法について書いた拙著、『仕事2.0』が発売されます。こちらも合わせて、よろしくお願いいたします。人材ハンティングの会社さんから伺った話。
この例にあるように、SNSやGitHubなどで積極的に投稿する人はネット上で見つけることができますが、実はそんな人は全体からみるとわずか。しかもこれだとプログラマしか見つける事ができないそうです。目からうろこでした。
私も少なからず「いい人材いませんか」「いい会社さん紹介してくれませんか」と相談を受けますが、殆どの場合は直接お付き合いのある人・会社。紹介するからにはいい加減な人・会社は紹介できませんから。そうなると、やはり日頃の人脈って必要だな、と痛感します。