【井川意高】1ベット4000万円。知られざる「カジノVIP」の裏側
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注目のコメント
連載2日目は、井川さんに知られざるカジノのVIPの裏側について語ってもらいました。
一般人はカジノにいっても、1回10ドルほどのテーブルで遊ぶ程度ですが、VIPになると賭け金から税金の申告まで、全く異なります。
勉強になったのは、カジノ側にとっては一般人もVIPもコストは同じなので、賭け金が大きくなればそれだけ儲かるということ。考えてみれば競馬も競艇も同じ原理で、ギャンブルビジネスの真理を理解できた気がします。
今回の取材はカジノについてでしたが、とにかくお話がロジカルな井川さんには、今後、もっと別のテーマでもお話をお伺いしていきたいです。まあ要はメインの顧客になるメインランドチャイニーズのVIPが大負けした時にそのVIPの本拠地にいって全額回収できるかってことに尽きるんですよね。。
カジノビジネスの体験者からのカジノ論。昨日今日と面白いです。昨日の言葉でいうと「カジノ童貞」ではありますが、ビジネスの分析は少ししたことあるのでコメントすると、まさに今日の記事にあるようにVIP向け、一般観光客向け、地元住民向けをどう組み合わせるのか、IR(統合型リゾート)としてカジノと宿泊などのその他の収入をどう組み合わせるのかがビジネス設計のキモです。VIP比率は開示資料にも出てたりするくらいのKPI。ただ、シンガポールやマカオとの競争なので、日本が取り込むにはそこと匹敵するような施設も必要。観光客は訪日客が増えており良さそうですが、カジノを目的に来るくらいでないとあまりお金は落とさないのでこちらも他国との競争です。あとは自国民。日本人は規制するなどの議論になってるので、日本ではあまりこちらは見込んでないんですかね?フィリピンではかなり自国民比率が高く、ちょっと心配なくらいですが、地元民を呼ぶには掛け金の最低額を下げる、敷居を低くするなどの設計が必要なので、やはりそもそものターゲティングが重要です