現場職員は腰痛に悩んでいるのに、介護サポートロボット「Hug」の導入が進まない理由
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日本の介護現場の腰痛リスクマネジメントはレベルが低い
身体の使い方を教えるのが我々PTの仕事
流行りの、産業理学療法ってやつ
注目のコメント
私は常々言ってますが、介護ロボットが上手く行かない理由の一つにメーカーのある技術を介護分野で使えるだろうという発想から作られた後こんなの作ったから試してくださいっていうパターンが多いです。
ライト氏も述べてますが現場感覚や本当のニーズから離れてしまって使えるものが生まれてこないのは現場を知らないからというのが一つの原因かと。
ライト氏は「介護ロボットの開発者はもっと介護施設に出向き、介護職員や入居している高齢者と対話し、現場のニーズが何であるかをきちっと把握するようにすべきだ。私はロボット開発者が介護職員や高齢者と殆ど接触していない事実に驚いた」直接的な介護のロボット化が進まないのは別に人の手のぬくもりが~みたいな抽象的な理由で拒否している訳ではなく、ただ単に自分でやった方が、相手の今の力の入り具合や力の活かした方が分かったり(生活リハビリ)、その場で個別対応しやすい(個別ケア)、相手に安心感を与えられたり(精神的ケア、認知症ケア)、体熱感等の体調変化を感じられたり(体調管理)等など、と一度に複合的な役割を果たしているので、結果自分でやった方が早くて総合的な面で効果的なため。そしてそれが職員にとっての負担軽減、楽、に繋がっているからである。それより間接的業務(記録、掃除、洗濯、シーツ交換等)を先にテクノロジーで無人化出来るようにしてみては?そちらの方が大歓迎で導入が進むと思う。
新たな技術の導入にはジレンマがある。その点がよく表れている。
ロボットで捻出された時間や手間を、本来集中したいコミュニケーション、ケアに振り向けられるようにすること、それが重要だ。