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トランプ米大統領、モスクワ訪問に前向き=ホワイトハウス

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    今月16日に行われた米ロ首脳会談では、トランプ大統領が一方的に譲歩したと報道されています。
    しかし、トランプ大統領にとって、プーチン大統領とは協調的な姿勢を示すだけで良かったのだと思います。それ以外は、トランプ大統領にとって重要ではないのでしょう。トランプ大統領にとってのターゲットはロシアではないのです。
    ロシアは、経済的には大国とは言えず、米国のライバルではありません。ロシアが影響力を持つのは、躊躇なく軍事力を使用するからです。トランプ大統領にとってみれば、ロシアとは軍事的対立さえ避けられれば、大して資源を割かなくても良い相手なのです。
    トランプ大統領のターゲットは中国です。ロシアだけではありません。イランや北朝鮮の問題も同様です。トランプ大統領は、中国の米国に対する経済的挑戦を潰すことに全精力を集中したいのですから、他の問題に注力しなくて良いように済ませれば良いのです。
    そう考えると、トランプ大統領の外交はとても戦略的に見えてきます。
    中国は米ロ協調を歓迎するとしていますが、心中穏やかではないと思います。米国が中国に対する圧力を強めた際に、ロシアが中国を支持してくれなくなると単独で米国に対応しなければならなくなってしまうからです。表面上でも、米国をけん制するためにロシアの影響力は欲しいと考えるでしょう。
    ロシアは、自らの裏庭と考える中央アジアが中国の経済圏となってしまっていることに危機感を覚え、中国の脅威を煽るパブリック・ディプロマシーを展開しています。ロシア語を用いているキルギスやカザフスタンで、中国の投資や援助のネガティブな面を強調するようなニュース等を発信しているのです。
    現在の国際社会における大きな関心は、中国の台頭、特に対外的な経済活動に向いています。トランプ大統領の外交を見る際にも、米国の関心を理解せずに個々の問題だけを見れば、国際社会の大きな流れを見逃すことになるかもしれません。


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