Preferred Networksが中外製薬と東京エレクトロンから9億円を調達、深層学習技術を用いた共同研究へ
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PFNがまた調達。今度は中外製薬とTEL(半導体製造装置)。
これまでにもファナック(工作機械、ロボット)やトヨタ、日立などから調達している。様々な産業でのトッププレイヤーからの調達、そして共同研究開発を進めているのが印象的。昨年だけでトヨタやファナックなどからトータルで100億円以上調達しているPreferred Networksが新たな資金調達。医薬品分野と半導体製造分野にて出資元の2社と共同研究に取り組むとのこと。
9億円調達って十分大きいのに、この会社だとそうでもないように感じてしまう...PFNに優秀な人材がますます集まるだろう。私のGoogle時代の部下も何名か転職している。機械学習には、データとマシンパワーと優秀なアルゴリズム(学習モデルを作り出すもの)が必要。人材は最後のアルゴリズムを中心に、データの精査や学習パイプラインを構築するために必要だ。人材獲得は資金調達により、さらに進むだろう。データも共同研究パートナーから得られる。外部には公開されていないが、きっとコンピューティングパワーについてもNVIDIAなどから大量にGPUなどを購入しているのだろう。
あとはその成果をもっと外に出してほしい。Chainerなど研究レベルのものは見えるが、事業に結びついたものをもっと期待したい。