【警鐘】かぼちゃの馬車とバブル期の「不都合な共通点」
NewsPicks編集部
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誤解を招くタイトル。かぼちゃの馬車とバブル経済が共通要因で起きたということではなく、かぼちゃの馬車のような事例は、アベノミクス期だろうとバブル期だろうと、いつでも起こりうるということ。おいしすぎる話には注意しましょう。
経済学部で習う基本的なこととして、景気は循環する、という理屈がありますが、要するにバブルは必ず起こる、ということ。
過剰流動性になるとあふれて行き場を失った金が向かう先はハイリスクハイリターンな投資先。一つはサブプライムなど、信用の低い層に向かいます。この層は金融リテラシーが低いので与信側のタガが外れると膨張しますし今回もその典型。もう一つは「将来化けるかも」という領域。ITバブルだったり、アジアなどの新興国だったり、ベンチャーだったり。
歴史は繰り返します正直に申し上げると、かぼちゃの馬車問題が起こった当初は、「シェアハウスブームが終わったのか」くらいにしか思っていませんでした。しかし取材を重ねると、この問題はシェアハウスに限らず、不動産業界全体に波及する可能性があることがわかりました。
実際に、これからどれほど影響が拡大するかは不透明ですが、すでに地方では、倒産間近の賃貸アパート運営企業が出始めているといわれています。
過去の例に学べば、かぼちゃの馬車問題が、現在好調な不動産マーケットをどん底に突き落とすトリガーになるかもしれません。